「日記に空白ができるのは、自分の過去にぽっかりと穴が空くような気がする」八千代市八千代台南に住む平野仁蔵さん(九六)は、七十七年以上毎日欠かさず日記をつけている。 尋常小学校時代、夏休み前に、必ず学校から渡されたのが日記帳だった。ページを開くと、上の欄には国語や算数の問題があり、下の欄には日記を書くようになっていた。これが、平野さんが初めて日記と出会ったきっかけだった。