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| 雪の羽衣を手にする根本夫妻 |
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| マイタケの新品種「雪の羽衣」 |
常陸太田市木崎一町の根本俊一(55)・久美子(51)夫妻は、マイタケの新品種「雪の羽衣」というキノコ栽培に情熱を注いでいる。
「雪の羽衣」は、バイオ技術と長年の品種改良により、マイタケの中でおいしいといわれる茎の部分を大きく育てることに成功したキノコで、雪のように白く、シコシコとした歯ごたえがある。
また、農薬や化学調味料など、人体に有害な物質は一切使用していない無菌室栽培の安全食品であり、ビタミン・ミネラルを豊富に含んでいる。さらに、あらゆる料理素材・調味料とよく合い、刺し身やてんぷら、しゃぶしゃぶなど、いろいろな料理に調理できるため、東京や大阪、水戸などのレストラン・料亭で使われている。
俊一さんは約35年前から家電メーカーの関連工場を経営していたが、景気低迷のあおりを受け、さらに久美子さんの病気を機に健康食品に関心を持ったことから、キノコ栽培の工場に業種転換を図った。社名を「ファングァスジャパン」に変え、2003(平成15)年11月に種菌を植え始めた。
種菌は栃木県の会社が持っているが、全国でこのキノコを量産しているのは「ファングァスジャパン」だけである。この工場では、家電メーカーを退職した人たちがキノコ生産に携わり、情報処理などのアドバイザーをしている人もいる。
「食べ物は信頼する人から勧められ、食べるようになります。いわば、食べ物は人と人とのつながりの原点です。『雪の羽衣』の販売のため、友人たちがパンフレットやレシピなどの制作に協力してくれました。人と人が信じ合いつながる−人々の温かさに感謝しています」と、久美子さんは明るく話す。
問い合わせはファングァスジャパンTEL0294・72・7000