中高年の求人は仙台市外では
もっと少なくなる
(柴田郡大河原町びハローワーク)

 中高年の再就職は依然として厳しい状況にある。小紙では先月号で中高年の再就職を手助けする県雇用開発協会の再就職支援セミナーの講習内容をダイジェスト版にまとめた。そのなかで、履歴書、職務経歴書を書く際の中高年のための注意点も伝えたが「具体的にもっと詳しく」という反響が多く寄せられた。そこで改めて、中高年の視点から履歴書の場合は、どう書けばいいのか迷ってしまいそうになる記入項目を重点的に、また、あまりなじみのない「職務経歴書」づくりも同セミナーから紹介する。
■履歴書■
 日付―履歴書を書いた日ではなく、ポストに投函した日。持参した場合はその当日。
 氏名―旧字でも戸籍に登録されている漢字で書く。
 生年月日―西暦でも元号でもいいが、元号のときはイニシャルで略さない。
 現住所―都道府県名から番地まで正確に記す。アパートやマンションの名称や部屋番号も 書く。
 印鑑―朱肉をつけてきちんと。2度押しは駄目。スタンプ式は使わないほうがいい。
 写真―カラーと指定がないときはモノクロで。写真店でアングルを変えて撮り、一番好き なものを使う。撮影の時は、背景に溶け込まない、濃い色の服を着る。写真の裏には氏名 を書いておく。
 学歴―学校名は省略しない。国公立なら○○県立、○○市立も忘れない。大学、短大、専 門学校は専攻も記入。卒業論文や研究テーマなど、アピールできる要素はできるだけ具体 的に書く。
 予備校や浪人の期間は書かなくて良い。ただし、中途退学は中退の校名、年次とその理由 を明確に。
 職歴―退社した会社名は省略しない。例えば株式会社は(株)とはしない。退職理由は個人 都合で辞めた場合は「一身上の都合」、会社都合のときは「会社の都合(倒産)により」と 記入する。
 転職回数が多いケースでは「一身上の都合」だけで終わらせずに、転職の理由をはっきり とさせ、前向きな転職であることをアピールする。なぜ辞めたのかというよりも「これか らなにをしたいのか」という志望動機に結び付けた点を強調する。
 志望動機―自分のキャリアとこれからやりたいことが、志望企業のどこと接点を持つのか 、できたらエピソードを交えて具体性を持たせて書く。
 健康状態・性格―健康は仕事に差し障りがなければ「良好」、性格はただ「明るい」「積 極的」ですまさず「ボランティアで養護学校の手伝いをしたことがきっかけで、明るく積 極的になりました」などと書くと説得力が出る。
前向きな姿勢の転職を強調
■職務経歴書■
 履歴書と最も異なる点は書式が決まっていないこと。自分を大いにアピールできる職務経歴書がつくれたら、書類選考でも有利な立場に立てる。
 具体的には2面の基本形を参考に自分なりに工夫していけばいいわけだが、注意点として次のようなものを心掛けておくとよい。
 サイズ―用紙はA4、枚数は1〜3枚。自筆でもいい。上下左右に20〜30ミリ前後の余白を空け、自分の知識・経験や実績が分かる内容とする。ここでは
 (1)いつどこで働き、どんな結果を出したか
 (2)なぜ会社を辞めたか
 (3)これからの仕事の方向をどう考えているのか―

の3点には留意する。
 また、転職回数が多いなど、自己アピールの点でややマイナス材料と受け取られかねないところは、例えば以下のような方向に書けば採用担当者の「不審」「不安」を払しょくしやすい。
 実務経験が浅く誇れる経験、技能に乏しい↓研修、講習、実習などで基礎知識は身に付けていると、志望動機のなかに書き込む。
 転職回数が多い↓これまでの職務経験の共通項をまとめてアピールポイントとする。履歴書と同様、転職を前向きな転機であることを強調。
 異なる職種に転職↓これからのキャリアプランを示し、その流れに沿う行動だと理解してもらう。
 年齢など応募の条件に合わない場合↓強い意欲とこれまでの実績、自信を強調し「即戦力」として売り込む。
 また、転職回数が多いなど、自己アピールの点でややマイナス材料と受け取られかねないところは、例えば以下のような方向に書けば採用担当者の「不審」「不安」を払しょくしやすい。
 実務経験が浅く誇れる経験、技能に乏しい↓研修、講習、実習などで基礎知識は身に付けていると、志望動機のなかに書き込む。
 転職回数が多い↓これまでの職務経験の共通項をまとめてアピールポイントとする。履歴書と同様、転職を前向きな転機であることを強調。
 異なる職種に転職↓これからのキャリアプランを示し、その流れに沿う行動だと理解してもらう。
 年齢など応募の条件に合わない場合↓強い意欲とこれまでの実績、自信を強調し「即戦力」として売り込む。