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名刺の裏には「畳ショージ」の名前
「畳屋だからこの方が多くの人に
覚えられるかなと思って 」
と塩田さん
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石の表面に歴代内閣総理大臣を
描いた「石ころアート」。
誰の似顔絵か、分かるかな!?
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川崎市宮前区の畳職人、塩田捷治(しょうじ)さん(62)の趣味は漫画似顔絵描き。仕事の合間を縫っては教室やイベントに参加して腕を磨く。時には描いた作品を政治家や芸能人にプレゼントすることもあるとか。今月末からは東京・八重洲で毎年恒例の漫画似顔絵展を開催する。
某テレビ番組の似顔絵選手権で審査員として出演したこともある塩田さんが、漫画似顔絵を描くようになったのは今から約30年前。黄桜酒造(株)のカッパのイラストで知られる漫画家の小島功氏の自宅へ畳交換で訪れた際に、「似顔絵を描けばみんなに喜ばれる」と小島氏から勧められて描き始めた。
もともと風景画を描くことが好きだった塩田さんはめきめき腕を上げて、すっかり似顔絵のとりこに。以来描いた数は優に10,000点を超える。
「描くときのポイントは冗談や会話で相手を和ませながら描くこと。絵が似てなくても喜んでもらえるのが一番だからね」という塩田さん。
週末になれば自治体の祭りやデパートのイベントにゲスト出演し、即席似顔絵コーナーを開く。「どうして似顔絵を描くのかって?やっぱり人が好きなんだよね」
どこに居ても似顔絵を描いてしまうのが癖という塩田さん。笑えるエピソードも。東急田園都市線に乗車している時、目の前に座っているカップルの似顔絵を本人たちに内証で描いていると、それを発見した男性が怒って詰め寄ってきたことがあった。
すぐさま謝り、描いた女性の似顔絵を見せると「きれいに描いてくれてありがとう。先ほどは失礼しました」と2人は満足して笑顔で立ち去って行ったという。
畳がキャンパスに変身 都内で展覧会開く
畳を電気コテで焦がし、その焦げ目で似顔絵を描くことにもチャレンジし、格闘家のボブ・サップや水泳選手の北島康介など数々の有名人を描いた。3年前の日韓ワールドカップの時は23人の日本代表選手全員を畳に描き、横浜市営地下鉄のセンター南駅構内で展示。ほかにも、さまざまな形の石の表面に歴代総理大臣の似顔絵を描き、「石ころアート展覧会」を開いたこともある。
現在、計画しているのは鏡の裏側から似顔絵を彫ること。「実際に本人が鏡の表から見たら似顔絵の上に本人の顔が映る。面白そうでしょ」。塩田さんのアイデアは無限に広がる。
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【パンプキン似顔絵展】31日(月)〜2月6日(日)。午前10時〜午後8時。ギャラリー八重洲(東京都中央区八重洲2の1八重洲地下街中1号)。入場無料。TEL03・3278・0623 |
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