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  茨城版 平成29年4月号  
「万葉」の心に触れる  つくば市の布浦万代さん

2015年7月、ジュネーブの国際連合ヨーロッパ本部で講演する 布浦さん。「万葉集による古代日本女性の社会進出と知的財 産」をテーマに熱弁を振るった
県内各地で万葉集講座の講師務める
 万葉集は奈良時代に編さんされた日本に現存する最古の和歌集で、約4500首が収録されている。つくば市の布浦万代(ふうら・まよ)さん(73)は、県内各地で万葉集講座の講師を務めている。「1300年前の人たちの感性の豊かさ、ストレートに表現する力、言葉の力を感じます。歌を通して当時の日本人に出会ってほしい、心に触れてほしいですね。天皇から庶民まで幅広い階層の人たちが詠んだ歌には、古代日本人の心がいっぱい詰まっています」と布浦さんは万葉集の魅力を語る。

 「私の名前『万代』は、母が万葉集の『万代』から名付けてくれました」。万葉集に親しみを感じていた布浦さんは、10代後半から歌の詠まれた故地を訪ね、万葉の世界に浸った。この旅が布浦さんのライフワークとなり、これまでに訪れた故地は約200カ所にも及ぶ。「歌が詠まれた季節や時刻などを気にして一人旅によく出掛けました。明日香に行けば明日香の風、瀬戸内海には瀬戸内海の風が吹きます」

 特に大津皇子を尊敬しているという布浦さん。「毎年のように二上山にある陵墓を訪ねました。(大津皇子は)20代という短い人生でしたが、自分の意志を曲げず、屈せず、へつらわず、そういう生き方をすることが難しい時代に意志を貫いた方です」。大津皇子は持統天皇に殺害されたという説がある。《百伝ふ 磐余の池に 鳴く鴨を 今日のみ見てや 雲隠りなむ》は大津皇子の辞世の歌で、無念さが伝わってくるという。

 時間を見つけては万葉集ゆかりの地を訪ね続けている布浦さん。現在の旅のスタイルは「時計を外し、携帯を切り、路線バスなども利用しながら故地を目指します。一人でひたすら万葉の時代に思いをはせながら」。1日に9時間ほど歩くこともあるという布浦さんは、健脚を維持するため1日に1万歩を歩くことを心掛けている。

 布浦さんは、大学を卒業後、横浜の高校で古典の教師をしていたが退職。万葉集の研究会「萬葉学会」などで研究を重ね、約20年前から万葉集講座の講師を務めている。潮来市「万葉集・堅香子の会」や行方市の茨城県弘道館アカデミー県民大学万葉集講座、つくば市「万葉集・筑波嶺の会」、鹿嶋市中央図書館「古典文学鑑賞講座」などで年間50回以上の万葉集講座を行っている。

 布浦さんは、一昨年の7月には国際的な講演も経験。知人に依頼されスイス・ジュネーブの国際連合ヨーロッパ本部で「万葉集による古代日本女性の社会進出と知的財産」をテーマに熱弁を振るった。「万葉集は、一生掛けて学んでも終わらない世界だと思います」

 布浦さんは、万葉集講座の傍ら、外国人に日本語を教える活動などにも携わっている。茨城県日本語教育アドバイザーであり、公益財団法人茨城県国際交流協会理事を務めるなど幅広く活躍している。「万葉の風」など著書も多数ある。

◆茨城県弘道館アカデ ミー県民大学講座 「万葉集の魅力」
 6月2日(金)、23日(金)、7月21日(金)、8月18日(金)、9月8日(金)の各日午後1時半〜午後3時半、茨城県鹿行生涯学習センター(レイクエコー、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線鹿島大野駅から車で15分)で。受講料3000円。定員40人。申し込み方法など詳細は問い合わせを(受講申し込みは5月9日締め切り)。
 鹿行生涯学習センター生涯学習課 Tel.0299・73・3877
◆「万葉集・堅香子の会」
 毎月第3日曜日午後1時半〜3時、牛堀公民館(JR潮来駅から車で15分)で。受講料年6000円。定員50人。募集は随時。
 問い合わせは実川 Tel.0299・64・5150
◆「万葉集・筑波嶺の会」
 毎月第2火曜日午前10時半〜正午(休講8月、12月)、ヨークベニマルつくば竹園店(TXつくば駅徒歩5分)で。
 受講料年4500円。資料代500円。定員50人。募集は随時。主催は「まほろばの会」。
 問い合わせは布浦 Tel.029・836・5156
◆鹿嶋市立中央図書館「古典文学鑑賞講座」
 最新の講座内容や日程は、5月16日(火)以降に問い合わせを。
 鹿嶋市立中央図書館 Tel.0299・83・2510

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