■ 簡単帯結び
ベテランでも着物の帯結びは大変な作業だ。まして五十肩や高齢者は後ろに手を回すのがなかなか困難。また「着るのが面倒」など着物を着る機会がだんだんと遠のいている。
これを解消したのがさくら着物工房(主宰・鈴木富佐江さん)考案の「さくら造り」帯(特許取得)。この帯を使えば3分ほどで締めることができる。ユニバーサルデザインに配慮して初心者や体の不自由な人でも、簡単に着付けができる。
この帯の結び方は専用の帯や道具が不必要。手持ちの帯を使い、折り紙の技法を応用して、糸で10カ所ほど留めるだけのもの。帯を切る必要もなく、十文字で留めた糸を解けば元の帯に戻る。
袋帯や名古屋帯も太鼓結びや文庫結びにでき、いろいろなデザインを選べる。この帯結びは「着ているときに苦しくないこと。帯が胸を締め付けず、着崩れも起きにくい」(鈴木さん)としている。
同工房ではこの結び方の講師養成基礎講座を開催している。「この講座は指を動かすので、高齢者の人に最適。現在82歳の人が参加している」(鈴木さん)。また講座を受けられない人のために、手持ちの帯を送れば仕立ててくれる。価格は1本10,000円(送料、箱代、オリジナルタオル、保険料込み)、2本19,000円、3本27,000円。
問い合わせ TEL03・3488・8728