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  お茶の間けいざい 平成23年9月上旬号  
シニアの生活 「お店」で相談 相続や成年後見…幅広く対応

コンビニのような相続相談プラザ イオン葛西店(岩本さん=左=と赤石さん)
 相続や成年後見、介護、資産管理などシニアの生活に関わることについて、ワンストップ(1カ所)で無料相談できる来店型相談サービスの拠点が都内などで増えている。高齢者人口の増加に伴い、こうしたニーズが高まっているためだ。問題が大きくなる前に、これら相談所を早めに利用するのも1つの方法だ。

手続きコンビニ ベストファーム
 日常生活でのさまざまな申請や手続き。いざ、自分で行おうとすると結構大変だ。料金や手続き方法など分からないことも多い。そうした時、気軽に相談できるとうたっているのが「手続きコンビニベストファーム」。江戸川区西葛西にあるショッピングセンター・イオン3階に昨年10月オープンした「相続相談プラザ イオン葛西店」もベストファームの1店舗。

 同店舗では、相続や遺言に関する相談者の希望に応じて法定相続や遺産分割、生前贈与、相続登記などの手続きを行う。相談は無料だが、手続きを行う際などに必要となる書類作成などは有料になる。

 「どこに相談したらいいか分からない人でも“入りやすく、出やすい”店舗づくりを心掛けています」と話すのは、ベストファーム前東京本店店長で現・川越店長の岩本克也さん(53)。“手続きコンビニ”というように店のつくりは明るい。予約なしでふらっと来店し、気になることを気軽に相談できるという。

 葛西店では、司法書士、行政書士と事務の3人が対応。毎日午前10時〜午後8時まで受け付けている。土曜、日曜、祝日も店が開いているのも便利。「3人でも対応できるのは、本店などから応援があり、ローテーションで回しているから」と話すのは、司法書士で前葛西店長(現・西新井店長)の赤石忠紀さん(37)。また、岩本さんも「ベストファームには司法書士などの専門家30人を含め社員約130人がいるので人手が足りないということはありません。また、提携する税理士や弁護士の団体もあり、(司法書士や行政書士、測量士、土地家屋調査士などの士業業務に関連した)幅広い分野での相談に対応することが可能です」と話す。


 ベストファームの主な相談対象は、(1)新築や増築、または取り壊した際の建物登記(2)土地測量(3)相続や遺言(4)成年後見(5)借金問題(6)会社設立(7)身近なトラブル(8)滞った支払いの回収など。これら以外の相談や手続きも扱っているので、迷う場合は事前に問い合わせてみるとよい。「事が起こる前に予防することが大事です。なるべく早めに相談を」と岩本さんは話す。

 ベストファームは福島3カ所、埼玉、東京2カ所で直営店舗を展開。7月30日には7店舗目の西新井店がオープンした。今後、全国展開を計画、年内4店舗を増やし、5年後は47都道府県に1店舗以上拠点を作っていく構想だという。

 手続きコンビニ ベストファーム フリーダイヤル:0120・165・246


「不安や心配の解決を手伝いたい」とコンシェルジュ(行政書士)の小松史郁さん
知っ得シニア情報館
 相談者の話を聞いた女性コンシェルジュが相談内容に応じてその分野のプロに取り次いでくれるのが、品川区東五反田に7月7日オープンした「知っ得シニア情報館」だ。

 相談者は、同館内に設置してあるテレビ電話システムを使って、相手のプロと直接顔を見ながら相談できるという。「分からないことは何でも相談してみてください」と話すのは、同館を運営する一般社団法人 日本高齢者生活住環境整備機構副代表理事の伊藤優一さん(48)。

 同館で紹介するのは相続、税務、法律、資産管理や資産運用、成年後見制度、調剤・健康、医療・歯科、不動産、住居のプロ集団(企業や医療法人、法律事務所など)。同館はこれらプロ集団に取り次ぐのみで、その後のサービスはこれら団体・事務所が行う。

 長年、有料老人ホームの仕事に携わってきた伊藤さんは、高齢者が抱える不安について詳しい。「例えば、役所へ行ってどんな有料老人ホームがありますか、と相談してもホームのリストを渡されて自分で調べて、と言われるだけです。行政が特定の業者を推薦するわけにはいかないので仕方ありませんが、これでは高齢者サービスを受けにくい。それなら高齢者サービス情報を一カ所で発信すればいい、と考えて始めました」と同館を開設した理由を話す。

 同館の運営コストは、賛助会員として登録されている企業や事務所、医療法人からの会費収入で賄う。このため個人の相談は無料だが、その後、医療や法律などのプロがサポートする際の実費などの料金が発生する。

 伊藤さんは、将来的に同館で高齢者のライフプラン作成まで行いたい、と考えている。個人の金銭的なゆとりを計算することで、その人が旅行などの余暇活動に今あるお金のうちどれくらい使えるというシミュレーションを描く。介護や病気になった時の金銭面への不安を解消することで、旅行などにお金を使って充実した人生を送れるように、との考えからだ。

 知っ得シニア情報館 TEL.03・5447・5200

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