|
|
四万十楽舎の裏手にあるかよう
大橋から見る四万十川と岩間沈下橋 |
|
|
手とり足とり布草履を一緒になって
作ってくれた岡崎亀子さん
(左から3人目) |
さらに、四万十川に欠かせないのが沈下橋。洪水などで橋が破壊されることがないよう、もともと欄干のない橋で、自然に溶け込むような素朴さがこの川にしっくりと似合う。翌日は、幾つもの沈下橋を見ながら、川を上り西土佐村へ。同村にある廃校になった小学校を活用し、平成11年、自然体験型施設として生まれ変わった「四万十楽舎(がくしゃ)」を訪ねた。一歩足を踏み入れると、たちまち子供のころに戻った気分だ。元教室には手作りの2段ベッドがしつらえられ、宿泊室に。50人まで泊まれる。
ここでは、さまざまな自然体験メニューが用意され、地元のおんちゃん、おばちゃんたちが大活躍しているという。おんちゃんから竹イカダ作り、水鉄砲、丸太乗りなど教えてもらう「おんちゃんコース」をはじめ、イカダ遊び、木工品作り、カヌー、シュノーケリングなどの数あるメニューの中から、布草履作りにチャレンジした。指導してくれたのは、近所に住む岡崎亀子さん(72)。「まず、古布を2〜3センチに破いてくださいねぇ」。その後は足指にビニールひもを掛け、そこに布を絡ませ編み上げていくのだが、なかなか難しい。脱落者が続出する中、ほとんど岡崎さんに頼りながらも、なんとか片足分が完成。「子供のころ、わらじを作っていたから思い出すねぇ」。差し出されたオレンジ色と赤いチェックの草履は、四万十の思い出になった。
【問い合わせ】中村市商工観光課TEL0880・34・1783、四万十楽舎TEL0880・54・1230