富士を望む大露天風呂 豊富な湯量、ぜいたくに
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| 伊豆半島や遠く富士山をのぞむ
「元町浜の湯」は人気の立ち寄り温泉 |
島中あちこちで咲き誇るツバキが、真っ青な太平洋を一段とひきたてる伊豆大島(東京都大島町)。三原山の恩恵を受けた大島の立ち寄り温泉を巡った。
まずは伊豆大島の玄関口、元町港へ。「椿祭り」期間中、毎晩迫力のステージをみせている「夜祭り」の会場・元町港の船客待合所の横に、桐の箱を5つ並べた足湯がある(無料)。大島町の泉津漁港沖2キロ、水深500メートルから取水した海洋深層水を42.3度に温め、「出航の待ち時間にくつろいでもらえれば」と大島町観光課が2月にオープンさせた。少し熱めだが、冷たい海風が心地よい。足に絡み付くようなやわらかい湯触りで、10分もつかれば額に汗がじわりとにじむ。多い日には100人以上が利用しているという。
元町港から徒歩4分。溶岩流でできた海岸沿いの長根浜公園内に、巨大な露天風呂「大島温泉『元町 浜の湯』」(大人400円・荒天時休み)がある。昭和61年の噴火によってわき出た温泉で、水着着用の混浴。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、効能は神経痛、打ち身、やけど、皮ふ病、婦人病など。泉温は39〜41度で無色透明。半身浴をしていた地元の中高年夫妻は「晴れていれば湯船から伊豆七島や富士山まで見える。海に沈む夕焼けは絶景よ」と教えてくれた。
最後は標高約500メートルの三原山外輪山頂上にある三原山温泉「大島温泉ホテル」(TEL04992・2・1673)へ。溶岩流や樹海など雄大な三原山を眺めながらの露天風呂。源泉は三原山カルデラ崖下で、泉質は単純天然温泉。地下300メートルから83度の温泉を毎分100リットルもくみ上げており、伊豆七島で唯一海水の混ざらない掛け流し湯だ。「室内の風呂も源泉掛け流しなので、レジオネラ菌対策も万全です。ミネラルたっぷりの滑らかな湯は、心身共に癒してくれます」と語るのは土屋克幸副支配人。効能は神経痛、関節痛、五十肩、冷え性、疲労回復など。
「第49回伊豆大島椿まつり」は28日(日)まで実施。300万本もの自生ツバキが島を彩り、オオシマザクラも開花。ツバキとサクラの“紅白の競演”が楽しめる。観光の問い合わせは大島観光協会TEL04992・2・2177
東京から1時間45分
【交通】東京・竹芝桟橋から東海汽船の超高速ジェット船で1時間45分。船便や大島ツアーの問い合わせは東海汽船TEL03・5472・9999