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この欄では編集部員たちが交代で担当、日ごろの思いをつづっています。ぜひ皆さまも投稿欄へ、ご意見をお寄せ下さい。
お正月は映画館へ
年末年始には田舎に帰り、映画を見るのが慣例になっています。田舎では大作のロードショーも並ばずに見られるという利点があり、特に駐車場の都合から中心街のほうが混雑しないという不思議な現象も生じます。経営側には大変でしょうが。
今回楽しめたのは、「ラスト・サムライ」。ハリウッド製というフィルターを通
してではありますが、大義に生きる侍の姿を感じることができました。「どう死んだのか」「どう生きたかを話しましょう」―この文化の違いが歩み寄り、結実したのが現代であるということをかみ締めてみたいと思うような映画でした。(浜本)
「幸せ」について
年始、送られてきた年賀状を見て気づいたのですが、「今年こそ幸せになりたい」という言葉の多いこと。20代独身が求める「幸せ」とは…。
最近この「幸せ」について考えることが全世界的に増えているようです。斬新な企画展で注目の森美術館(六本木ヒルズ内)で開催されていた展覧会の名も、「ハピネス」。森タワーの高層階、白い壁と木の床というくつろぎの空間の中、美術品を見て「幸せ」を考えられる身は、悩み多くとも、きっと「幸せ」。(鈴木)
映画「美しい夏 キリシマ」と自分史
「定年時代」ではシニア向けの映画紹介を積極的にすすめている。映画「美しい夏 キリシマ」は作品紹介とともに黒木和雄監督にインタビューしてみた(1月号)。映画は昭和20年8月15日前後、宮崎県の名峰霧島の麓の農村が舞台。沖縄が米軍に占領され、次はいよいよ本土上陸作戦、宮崎県沿岸が米軍上陸地点と予想され、緊迫した状況下にある。15歳の少年の目を通
して敗色濃い銃後の様がリアルに描かれている。黒木監督の分身でもある少年の体験は切なくもあり、哀しい思い出として描かれ、同時代を過ごした多くの読者のシニアも共感をうることだろう。
一方、旧満州下で酒造会社を経営していた一家が敗戦で悲惨な引き上げを体験した映画「赤い月」も話題を呼んでいる。
いずれも8月15日前後の状況を描いてよくできた作品。シニア世代にはぜひ見ていただきたい作品だ。
それとともに本社が出版した「21世紀へ200人の自分史―昭和20年8月15日前後の青春」(定価2100円、送料380円)は同時代を体験した世代が両親、兄弟姉妹、親族、友人たちへの思いを書き綴った汗と涙の体験記。日本が敗戦で悲惨な状況であった、あの日あの時を後世に語り伝えようと懸命にペンをとって寄せられた記録集。ぜひ、ご購読ください。映画作品が一層より深く理解できることと思います。
問い合わせ・申し込みは「定年時代」編集部TEL03・5614・5331へ。
(貞廣) |
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