この欄では編集部員たちが交代で担当、日ごろの思いをつづっています。ぜひ皆さまも投稿欄へ、ご意見をお寄せ下さい。
銚子の男
 千葉版「ぶらり単線出会いの旅・銚子電鉄編」で出会った銚子の重鎮・永澤謹吾さん。喜寿近いとは思えないほどパワフルで、終始抱腹絶倒の私。「澪つくし」制作秘話や共演者の思い出を存分に語っていただきました。紙面に載せられないのが残念なほど。
 そして永澤さんは真剣な顔で“銚子の男”も教えてくれました。「昔の漁師はみんな刺青をしていた。どうしてだと思う? 今みたいにおしゃれでやってるんじゃない。海難事故に遭ったとき、識別出来なくなった遺体を家族が判別するためにしてるんだ。死を受け入れた悲しい刺青。銚子の男は海に育てられ、海で死ぬ。命がけだ」。ここ数年、幸い海難事故は無いそうだ。(石井)
「アメリカ大統領選―激闘の知られざる内幕」
 News Week社は「11月2日の投票日までは絶対に記事にしない」という約束でブッシュとケリーの許可をもらい、1年4カ月前から両陣営の本人、家族、スタッフたちの取材を開始した。選ばれた腕利きの記者8人は通常の業務を離れ、他の編集部員との接触を断って密着取材に専念したという。
 その成果を日本語版11月17日号で特集。最高権力の座を目指して選挙を戦う人々のドラマを巧みに描いている。
 「リベラル派でも最悪の手合い。フランスかぶれのエセ知識人。優柔不断の弱虫」―ブッシュはケリーをそう決めつける。「保守派の中で最も唾棄すべき存在。無知で、現実から目をそらし、大言壮語して威張り散らす」―ケリーはブッシュにやり返す。そして、勝敗が決まったらお互いの健闘を称え合う。まるでスポーツ感覚だ。
 それにしても、全米で300万部以上、全世界で400万部近い発行部数をもつ週刊誌のやることはスケールがデカイなあ。(斉藤)

大相撲

 タレントのガッツ石松さんは相模女子大学を長い間、女相撲の養成所だと思っていたらしいが、今場所、わが郷土の愛すべき力士・武双山が引退を決意した。大関在位27場所、ご苦労さまでした。なぜか古里の水戸は大相撲中興の祖・常陸山をはじめ、最近でも水戸泉、雅山など多くの力士を輩出している。
 大相撲といえば、大正6年の夏場所3日目、西十両どんじりの男島舟蔵と西幕下8枚目の友ノ山惣五郎の取り組みで面白い決まり手があった。その名も「前はずれ」。男島の前袋がはずれ、あわてて男島が両手で前を隠したものの、時既に遅し。男島の反則負けとなった。このチン勝負の行司を務めたのは“玉次郎”というガッツも驚く本当の話。(前田)