この欄では編集部員たちが交代で担当、日ごろの思いをつづっています。ぜひ皆さまも投稿欄へ、ご意見をお寄せ下さい。
唯一のブランド品
我が父母が新婚旅行で行ったパリで浮かれて買ったボストンバックを、数年前にゆずってもらいました。この子は私が持っている唯一のブランド物です。しかし軽く25年の風雪に耐えてきただけあって傷だらけ。あまりにもおんぼろだからか、新婚当時を思い出して恥ずかしいのか、父は「そんなもの捨ててしまえ!」と帰省するごとに憎憎しげに一括。その言葉に傷ついたのでしょう、先日なんとか持っていたファスナーの布地がついに破れてしまいました。ブランドに問い合わせてみたところ、修理をしてくれるというのでしばらく入院させることに。看護婦さん(担当の女性)は、まるで我が子を抱きかかえるように大事に扱ってくださり、「いい味が出てますね」とお褒めの言葉まで下さいました(営業トーク)。それに気を良くしたのか、びっくりするぐらい綺麗な姿で退院しました。春!旅行に行きたいです。(青井)
救急車の有料化
総務省が救急車の有料化を検討している。これは救急車をタクシー代わりに利用したり、軽度のけがなどで出動回数が急増していることに対応したもの。これから高齢者社会を迎えて、ますます増えていくと思われる。対応として救急車両を増やすことや安易に出動要請をしないなどが考えられるが、税収などの面で実現は困難。そこで有料化による出動抑制案が浮上したわけだが、出動要請の緊急度の判定は本人にはなかなか難しい。もし有料化となれば生命にかかわるものは従来どおり無料で、緊急度の低い出動に対しては有料ということになるのではないか。お金のことを考えながら救急車を呼ぶというのもなんだか無味乾燥な気がするが。皆さんの意見はどうでしょうか。(小川)
不健康な癒やし
「コーヒー&シガレッツ」というアメリカ映画を観ました。カフェを舞台に、登場人物がコーヒーを飲んで、タバコを吸いながら、ただ会話をするという短編集。何の変哲もない映画ですが、観賞後、不思議とリラックスした気分になりました。タバコの害がヒステリックに叫ばれるご時世にあって、よくこんなにタバコが登場する映画を撮ったものだとある意味感心しました。
 私にとってタバコは“癒やしグッズ”です。肩身の狭い思いをしながらも、仕事の合間の「コーヒー&シガレッツ」に癒やされることもしばしば。これが夜になると、私の場合「ウイスキー&シガレッツ」に変わります。ウイスキーを飲みながらタバコを深々と吸い、親しい人とする何気ない会話…。私にとって格別の瞬間です。何とも不健康な癒やし法ですが、嫌煙家の皆さま、大目に見てくださいませ。(松林)