この欄では編集部員たちが交代で担当、日ごろの思いをつづっています。ぜひ皆さまも投稿欄へ、ご意見をお寄せ下さい。
萌え?
最近、雑誌などでよく目にする「萌(も)え」の文字。「芽が出る。芽ぐむ」という意味の「萌える」が語源で、アニメなど特定の登場人物に愛情を覚えることをいうそうだ。昨年の流行語大賞にもノミネートされ、書籍や映像、ゲームなどの「萌え」市場は888億円と一大産業になった。電気街・秋葉原は今やオタクの聖地。「メイド喫茶」や「メイド居酒屋」は連日満員だという。店名の通り、メイド姿やコスプレ(漫画や劇などの衣装を着る)姿の女性が、「いらっしゃいませ」の代わりに「お帰りなさいませ、ご主人様」と迎え、コーヒーを注文すれば、ミルクと砂糖を入れてくれる。お金を払えば一緒にゲーム。少しの間、メイドを独り占め…。「すごい世界があるな」と衝撃を受けながら記事を読んでいると、K先輩が「今度行ってみよう」と興味津々だった。 (新井)
桜の花にほっ!
今年は桜の開花が遅く、ようやく咲いたと思ったら、強風と雨であっという間に散ってしまいました。 それでも命短い花をめでようと、いたるところで花見の人たちが盛り上がっていました。 でも、人ごみとあわせて、花見後のゴミの散乱には閉口します。花をめでる美しい心があるのなら、自分たちが過ごす場所も美しいままにしてほしい。 私のお気に入りは、自宅近くの神社にある大きな桜の木。夜ライトアップされ、人通りが少なくなった残業帰り、一人静かに眺めると、しみじみ良いものです。 花粉を撒き散らす杉は悩ましいですが、桜は何本あってもいいものだと痛感した春でした。(鈴木)
ハマル「スーパー歌舞伎」
先日、市川猿之助が脚本・演出を務める舞台「ヤマトタケル」を観て、すっかりスーパー歌舞伎にハマってしまった私。以前から「歌舞伎見たいな〜」とは思っていたものの、いかんせん料金も敷居も高くてなかなか見に行けずにいたところへ、上司から「行く?」のお誘いが!シッポを振るようにしてお供した私だけど、感想はただただ「ブラボー!」の一言。演技も構成も演出も想像以上に素晴らしく、大興奮の5時間弱でした。過去にちょっとばかり演劇をかじったことがある私には、特に魅力的な演出に目が釘付け!う〜ん、さすがは市川猿之助サマ!あまりの感動に「次回は自腹も辞さないわ」と決意。洋服一枚我慢して、きっと観に行きます。だから早く次回作を!と願ってやまない私です。(高橋)
本屋大賞
昨年から開催されている本屋大賞。本屋さんたちが「いちばん!売りたい本」を選ぶ賞として誕生したが、昨年受賞の「博士の愛した数式」(小川洋子著)はなんと受賞後に30万部の大ベストセラー。 その今年の候補作に私の愛してやまない作家・荻原浩の「明日の記憶」がエントリーされ、発表まではその動向が気掛かりでならなかった。 荻原浩という作家、私と同い年ということもあって親近感をもっているが、その作風が一番の魅力。まずはデビュー作「オロロ畑でつかまえて」から「なかよし小鳩組」「誘拐ラプソディ」の3冊を一気読みしてみてください。必ず荻原ワールドに引き込まれること請け合い。 さて、大賞発表は、残念!2位。ベストセラー作家の仲間入りして、優雅な作家生活をスタートして欲しかったが、「私の」荻原は「私の」ままでいて欲しいというのもちょっぴり。ファン心理というのは複雑だ。(前田)