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| 治らないがんはどんな場合 |
| 【問】私は69歳で大腸がんになり、その後73歳で再び大腸がん(S状結腸)が発見され、手術をしましたが、80歳になる今日まで元気で生きています。がんは治らないといわれていますが、どんな場合に治らないのですか。(我孫子市 男性80歳) |
【答】一概にがんといっても、そのできる臓器、組織型、進行度、さらにはできた人の年齢やその他の持病などにより、治りやすさが変わります。例えば同じ胆のうがんでも、早期に見つかったものは比較的小さな手術で治癒しますが、ある程度以上進行したものは大きな手術を選択してもなかなか治癒できません。
また、胃がんなどではポリープ型の高分化型腺がんといわれるものは治りやすい反面
、若い女性にできるスキルス型の低分化型のものは治りにくいとされています。がんの手術後一般
的には5年経過するとおおむね治癒したと判断いたしますが、乳がんや前立腺がんのように10年以上に渡って再発の危険があるものも存在します。
治らないがんの説明は難しいですが、あなたはすでに大腸がんで10年以上経過しており、ほかに転移していなければ治ったと考えるのが妥当でしょう。なお、1つのがんを克服した後、別
のがんになることも十分考えられますので、必ず定期的に検査して下さい。
(東京慈恵会医科大学 第三病院 外科診療医長 岡本友好) |
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