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養老川沿いの雄大な渓谷美が評判の養老渓谷。“県内一の紅葉”と言われる梅ケ瀬渓谷や麻綿原高原、粟又の滝、水月寺、弘文洞跡、清澄寺など名所旧跡が点在し、多くの観光客が訪れている。
その拠点となっているのが、十数件の旅館が軒を連ねる温泉郷の最寄り駅「養老渓谷駅」。昭和3年5月に朝生原駅として開通
後、29年12月に現在の駅名に改称。観光客や通学客を中心に、一日160人ほどが利用している。
駅で迎えてくれるのは2人の駅員だ。一日交代で午前10時から午後5時まで勤務。切符の販売や構内清掃などのほかに、観光案内も重要な仕事だ。「お勧めは粟又の滝。ここから約7キロなのでハイキングには最適だよ」と教えてくれたのは駅員の佐藤勝男さん(65)。
老若男女問わず多くのハイカーが訪れるため、道順や名所の案内など、佐藤さんの仕事は多忙を極める。特に紅葉狩りでにぎわう晩秋は座る時間もないほどだ。
佐藤さん自身、16歳で入社し、最初の勤務は朝生原駅だった。当時は4人態勢の勤務。時代の流れを感じるという。「でも、屋根がかやぶきでなくなったこと以外、町の様子は変わらないね」
マイナスイオンをたっぷり浴び、養老渓谷を歩き疲れたら、粟又の滝の近くにある養老渓谷温泉「秘湯の宿・滝見苑」の立ち寄り湯へ(タオル付き1200円)。露天風呂の「願いの湯」「叶いの湯」からは滝の流水音が聞こえ、心身ともに疲れをとってくれそう。
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