| 選者 山下和夫 |
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・ボツつづくわれを励ましくるるなり百二連敗のああハルウララ
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| ・面接は頑張ってねと送り出す妻は知りおりわが行くあてなきを |
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| ・暗号兵われ先んじて敗戦を知りたる夜の長き忘れず |
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| ・いくらかは若く見えるか冬帽子うぬぼれもありて斜めにかぶる |
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| ・なつめの木ただ一本が浮かびくる旅順開港の約なりし日の |
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| 〈評〉一首目、負けを続けつつ真剣に走る競走馬ハルウララへの庶民の賞賛は大きい。作者は己を重ねて自らを励ましている。二首目、再就職を求めにゆく作者と、送り出す妻のおのおのの思いやりが明るく、ちょっぴり切なくうたわれている。五首目、日露戦争の折、旅順攻略後水師営のなつめの木のある会場で、乃木将軍とステッセル将軍が会談した。100年前のこと。当地へ旅しての歌か。 |
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| 投稿は、はがきに「定年歌壇」と記入のうえ、短歌二首、住所・氏名・年齢・職業・TELを明記し、〒370-0834 高崎市南町8-7 山下和夫氏宛へお送りください。(編集部) |