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| 全壊した旧家は今は更地に…。跡地を指す佐々木工さん |
ボランティアセンター長 佐々木工会長
ボランティアさんにはどうお礼をしたら良いのか、お昼は何を出したら喜ばれるのか―。七月二十六日、震度6強の激震に襲われた南郷町の被災者のなかには、派遣されてきたボランティアたちに戸惑い、こう問い合わせてくる人も一人や二人ではなかった。「お礼も昼食もいらない。ありがとうだけでいいんです」。しかし、農村部の同町では手を借りたらお返しをするのがしきたり、ボランティアという無償の行為の意味をすぐには飲み込めなかった…。