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  仕事かわらばん 平成18年11月号  
「店の母親」に徹して言葉遣い、態度など注意も  ASA西が原パート事務員/菊池とみよさん

夫、娘と3人暮らし。店のみんなからは「菊婆(ばあ)と呼ばれる。「『お母さん』を通り越して「『菊婆』だもんね。やになっちゃうよ」と菊池さん。
 
 北区の新聞販売店ASA西ヶ原でパート事務員として働く菊池とみよさん(58)は、同店にとってなくてはならない存在だ。従業員のほとんどが若いアルバイトという同店にあって、“母親役”として店を切り盛りする。「クビになるまでここで働きたい(笑)」と冗談ぽく語る菊池さんの毎日は充実している。 「事務員」の仕事内容は多様だ。菊池さんは朝7時半過ぎには出勤。退社する午後5時半まで、伝票などのチェックやチラシの折り込み作業、店内の整理整頓、トイレ掃除、出入金のための銀行回りなどに追われる。まさに"何でも屋"だ。

 もともと「家でぼーっとしているのは好きじゃない」性格の菊池さんは、これまで菓子店や精肉店の従業員、経理関係の仕事などを経験してきた。今の職場には6年半前に求人チラシをみて応募。最初は折り込み作業を担当していたが、仕事ぶりが認められ、いろいろな仕事を任されるようになった。 「教えてもらうのでなく、仕事は"見て"覚えるもの。どんな仕事でも責任感を持って取り組んでいます」ときっぱり語る。

 そんな性格からか、どこの職場でも「世話役」になってしまうことが多いという。学生アルバイトが多い同店ではなおさらだ。業務のほか、菊池さんは母親の顔ものぞかせる。若いアルバイトの言葉遣いや生活態度など気付いたことがあれば、「ビシバシ」注意する。「彼らが就職などでここを辞めていくときのことを考えると、どうしても説教しちゃう」と菊池さん。それでも学生から慕われ、同店を辞めた"卒業生"がひょっこり訪ねてくることもあるという。

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