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定年の記念に仕事で使用していた品を額装に |
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高齢化社会の進展に伴い、シニアにとって、「こんなサービスがあったらいいな」「これは便利」といった新しいサービスが相次いで生まれており、シニアビジネスとして注目されている。
★ドレスファイル
冬服がスペースを占めていて、家の中が片付かない─と悩む家庭も多い。各季節で一時的に不要になった衣類をクリーニングした上で専用倉庫に保管してくれるのがドレスファイル(本店・足立区)の会員サービス「ドレスファイル・オンラインクローゼット」。といっても、単なる保管サービスではなく、預けた衣類をパソコンのウェブ上でいつでも閲覧、管理できるのがミソ。料金は1着月290円の保管料にクリーニング、集配料金が加算。会員登録・申し込みは同社インターネットサイトから。
http://dressphile.jp/
★額装
プレゼントを贈っても心の底から喜ばれるのは難しい。そのヒントになりそうなのが、「額装」である。名古屋にある画廊ダリーが始めたこのサービス、例えば自費出版などで本を出版した著者にその著書を額に収めてプレゼント、あるいは定年を迎えた夫に妻や子どもたちから長年仕事で使ってきた夫の愛用品が額に入れられて贈られたら…。
ダリーの額装を一緒になって開発した日本経営教育研究所経営コンサルタントの中村貴男さんは「消費は景気の影響で減っても、プレゼントの消費は落ちていない」と手応えを感じている。
額装サービスの価格は、最も簡単なもので1万5000円〜。問い合わせは画廊ダリー愛知県一宮本店TEL0586・45・6159
★ネットで仲間づくり
「デジタルカメラで上手に撮影したい」「仲間がほしい」「株や資産運用について教えて」などシニアの要望に応えるコンテンツを用意しているのがインターネットサイトの「スローネット」。2000年に開設してから会員数は8万人に。会員は60代を中心に50代、70代。
「30のコンテンツで、人気があるのは学びや発表、あるいは出会いの場など。デジカメで撮った写真の投稿サロンや川柳、俳句、パソコン相談などのコーナーです」とスローネットの渡辺一弘さん。スローネットのURLはhttp://www.slownet.ne.jp/ |
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