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早池峰神楽 ユネスコ無形文化遺産に 岩手県 |
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岩手県・花巻温泉からほど近い2つの地域が活気づいている。花巻市の早池峰(はやちね)神社に奉納されてきた「早池峰神楽」が9月に「ユネスコ無形文化遺産」に登録された。地区により「激しい舞」と「優雅な舞」に大別され、それぞれが独特の魅力を放つ。また1910(明治43)年、高級官吏だった柳田国男が「遠野物語」を発刊して2010年は100周年に当たる。「遠野ふるさと村」を中心に来年にかけてさまざまなイベントが行われる。
早池峰神楽は早池峰山を霊場とする修験山伏によって伝えられ、500年以上前からこの地域で舞い継がれてきた。大償(おおつぐない)地区に伝わる「大償神楽」と岳(たけ)地区に伝わる「岳神楽」を総称して早池峰神楽と呼ぶ。「早池峰神楽は76(昭和51)年には全国第1号の重要無形民俗文化財に指定され、ことしはユネスコ無形文化遺産に登録されました。2つの神楽が競って現在まで受け継がれてきました」(岩手県観光協会担当課長・柴田勝師さん)と両神楽が切磋琢磨(せっさたくま)して舞を高めてきた。
緩やかで繊細な芸風に特徴がある「女舞」(7拍子)を得意としている大償神楽に対し、勇壮で激しく活発な「荒舞」(5拍子)が持ち味の岳神楽。両神楽は表裏一体をなしているともいわれ、演目はどちらも呼称の違いが多少あるもののほぼ同じで約40番ずつ伝承している。
【舞い納め】
大償神楽=12月20日(日)午後1時
岳神楽=12月17日(木)午後7時
【舞い初め】
大償神楽=10年1月2日(土)午前10時半
岳神楽=10年1月3日(日)午前10時半。会場は大償神楽が神楽の館、岳神楽が早池峰神社参集殿。
これ以外に「神楽の日」として毎月第2日曜日に花巻市大迫交流活発化センターで大償神楽、岳神楽、八木巻神楽の3団体が交代で神楽公演を行っている。
「遠野物語」来年発刊100周年
農商務省の高級官吏だった柳田国男が遠野出身の大学生・佐々木喜善から遠野地方の数多くの伝承を聞いた。この運命的な出会いがきっかけで、1910年に日本民俗学の原点といわれる「遠野物語」が誕生する。来年は発刊100周年を迎えることから「遠野ふるさと村」を中心にイベントが行われる。
遠野物語は遠野の地勢に始まり、神々の由来、天狗(てんぐ)やカッパ、魂の行方、神隠しなど遠野地方に伝わる不思議な話が119話にまとめられている。
遠野ふるさと観光ガイドの細越澤史子さん(68)がカッパ伝説などをガイドしてくれた。常堅寺の裏手を流れる小川は通称「カッパ淵」と呼ばれその昔多くのカッパが住みついたといわれる。「遠野のカッパは顔が赤く口が大きく、人の気配がすると水に潜る憶病なカッパです」と説明する。
遠野ふるさと村では、遠野の語り部が昔話を披露する。語り部の新田安子さん(77)はいろりに腰をかけて「どんな話がいいですか」とリクエストも受け付ける。
【遠野どべっこ祭り】昔ながらのいろり端で、どべっこ(濁り酒)を片手に神楽を楽しみ昔話を聞き郷土料理を楽しむ。11月21日、22日、12月5日、6日、10年1月23日、24日、30日、31日、2月6日、7日、27日、28日(いずれも土、日)。午前11時半〜午後2時。
【遠野町家のひなまつり】同2月26日(金)〜3月3日(水)。
お薦め弁当
大船渡市を代表する弁当を作りたいと08年に開発したのが、「三陸おおふなと黄金海鮮重」。奥州藤原氏によって栄華を極めた黄金文化を支えたのは気仙地方の黄金だったといわれている。このつながりを食を通して表現したのが黄金海鮮重だ。観光物産協会事務局長の新沼信男さん(67)は「具材には三陸の海の幸をふんだんに使用しています。少量ずつ、たくさんの食材を堪能できると思います」。それぞれ4つに仕切られた2段重ねの容器には黄金をイメージし趣向を凝らしたとしている。
大船渡近辺であれば公共の場所などにも届けるという。価格2000円。注文・問い合わせは大船渡市観光物産協会TEL0192・21・1922
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問い合わせ
【早池峰神楽】
花巻市商工観光部観光課TEL0198・24・2111
【遠野ふるさと観光ガイド】
TEL0198・62・1333
【遠野ふるさと村】
TEL0198・64・2300 |
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