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  今月の旅情報 平成26年2月上旬号  
首都圏の“南国リゾート”  千葉県/南房総

東京湾観音。その長身が灯台のような役目を果たし、実際に船舶の安全航行を助けている
 都心から約2時間の南房総(千葉県)は外洋と東京都市圏を結ぶ浦賀水道の東側玄関口。展望スポットに立てば、日本経済を支えるタンカーやコンテナ船など1日平均約400隻が通航するダイナミックな情景を目前に見ることができる。首都圏の南国リゾート・南房総から東京湾の眺望を堪能した。

56メートルの東京湾観音
 東京湾を一望できる富津市の大坪山山頂に、地上56メートルの白亜の観音像がそびえている。

 東京湾観音は、お隣の君津市出身の材木商・宇佐美政衛が悲惨な戦争体験から、1961年に全世界の戦死戦災者の慰霊と世界平和を願い私財を投じて建立したもの。ただし完成から半世紀以上たった現在では、東京湾航行の安全祈願の意味合いが強くなっている。

 観音は鉄筋コンクリート製で胎内(内部)は拝観可能。足元の入り口からゆったりとしたらせん階段(全314段)を昇ると、腕部展望台や20階の頭頂部(天上界)で東京湾を眺望することができる。


東京湾観音頭頂部から東京湾を望む。浦賀水道を挟み三浦半島がうっすらと見える
 「当時は重機がないので全て手作業。足場を築きながら材木製の型枠を1段ずつ造り、その中にコンクリートを流し込み固めていく工法であったため、内部は型枠の跡がそのまま残っている」と解説してくれたのは東京湾観音会館の支配人・藤平佐市郎さん(56)。

 拝観受付時間は午前8時〜午後4時半。年中無休。拝観料500円。ガイド説明を望む場合は予約必要。JR佐貫町駅から徒歩40分(タクシーなら5分)。問い合わせは Tel.0439・65・1222


八犬伝のロマンを紡ぐ館山城(2月いっぱいは、城は外壁工事中。入館は可能)
「八犬伝」ゆかりの館山城
 現代ではのどかな南房総も戦時にあっては東京防衛の最重要拠点だった。徳川幕府草創期、江戸防衛に神経をとがらせた幕府は大坂の陣の直前(1614年)、同地を本拠地としていた里見氏を外様大名であったが故か転封・改易。遺領を譜代大名や旗本らに配分し守りを固めた。

 とんだ憂き目にあった里見の殿様は悲運の中、病没。その時に殉死した家臣がいた。後に「南総里見八犬伝」が広く読まれると里見八遺臣として吹聴され、八犬伝のモデルとの伝承も語られたが、八犬伝はあくまで史実とは関係ないフィクションであり、作者の滝沢馬琴もその事実を知らずに執筆した、というのが本当のところのようだ。

 里見氏の拠点であった館山城は改易時に破却され、現在見られる城郭は1982年に再建されたもの。城内は館山市立博物館の別館・八犬伝博物館として江戸文学のロマンを今に伝えている。

 博物館の入館時間は午前9時〜午後4時半。月曜休館。観覧料300円(本館と共通。2月〜3月中旬の本館特別展時は500円)。JR館山駅から路線バスで「城山公園前」下車。 Tel.0470・23・5212

江戸前アナゴ「ふっくら」

焼き穴子丼のほか刺し身や天ぷらでアナゴざんまいを味わえる「穴子づくし膳」=大定・3800円

 富津ではアナゴを「ハカリメ」と呼ぶ。細長い体に、水圧や水流を感じ取る器官“側線孔”が棒はかりの目盛のように並ぶさまから漁師らが呼ぶようになったという。現在富津ではこのアナゴ丼(ハカリメ丼)をご当地グルメとして売り出し中だ。

 富津で有数の老舗、江戸前磯料理「大定(だいさだ)」の名物「焼き穴子重」はふっくら軟らかい食感と香ばしいタレ焼きで、ウナギにまったく劣らない味を実現。

 「生きたアナゴを朝さばいており、新鮮だからこそふっくらしている。最初に酒蒸しして高温でタレ焼きし、よりふっくらなアナゴの味を演出している」と食感の秘けつを教えてくれたのは社長の大嵩功さん(69)。現地でのみ味わえるふっくらな食感をぜひ楽しんでほしい。

 「焼き穴子重」は1300円〜。営業時間は午前11時〜午後8時(ラストオーダー7時半)。月曜定休。JR青堀駅から路線バスで「浜町」下車。 Tel.0439・87・2021
【観光の問い合わせ】
 東京湾フェリー Tel.046・830・5622
 (房総半島と三浦半島を約40分でつなぐ。片道700円。南房総を楽しむさまざまなイベントも企画)

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