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  今月の旅情報 平成26年8月下旬号  
海と山と温泉と…  山形県/庄内地域

通称「クラゲドリーム館」はまさに夢のような世界
 山形県庄内地域が、今注目を浴びている。その理由は世界一のクラゲ展示種類数を誇る加茂水族館「クラゲドリーム館」のリニューアルオープン。また、東日本大震災の復興を願って羽黒山で「出羽三山」の開祖・蜂子皇子(はちこのおうじ)の御尊像が2014年のみ限定公開されているからだ。出羽三山とは羽黒山、月山、湯殿山を合わせた総称で、古くから山岳信仰の聖地として知られている。霊験あらたかな神社を有する山々、港町・酒田と城下町・鶴岡の文化が合わさった庄内の魅力を堪能あれ。

展示種類数世界一「クラゲドリーム館」
 北に鳥海山、南に月山をのぞむ庄内平野。山の裾野には一面、田んぼが広がる。鶴岡に生まれた作家・藤沢周平が愛した、古きよき日本の風景である。庄内は山形県の日本海沿岸部に当たり、いまだ新幹線が通っていないため、かえって近代の消費文化に荒らされていないことが最大の魅力だ。温泉も湧き、海の幸も山の幸も美味な土地だ。

 そんな庄内で今一番注目されているのが、長年の低迷から一躍、人気スポットに返り咲いた鶴岡市立加茂水族館、通称「クラゲドリーム館」だ。

 「入館者数がどん底だった時、ある日水槽を泳いでいた小さな光を見つけた。それがクラゲだった」と苦節50年を振り返るのは村上龍男館長(74)。なんと27歳の時から館長を務めている。

 遊び心でクラゲを大きく育てて展示したところ大好評。それから職員が力を合わせてクラゲを飼育し、2005年にはついにクラゲの展示種類数で世界一に。そしてことし6月には満を持して「クラゲドリーム館」へとリニューアルオープンした。

 館内は順路を進むにつれて暗くなり、クラゲの入った水槽が神秘的な光をともなって浮かびあがってくる。次にどんなクラゲが待っているのか? 毎回驚きと感動が味わえるよう工夫されており、特に、「最後の大きな水槽には感動しますよ!」と村上館長。

 一般1000円。問い合わせは Tel.0235・33・3036


山頂への参道は徒歩約1時間
出羽三山の開祖・蜂子皇子「御尊像」が限定公開
 出羽三山のひとつ、羽黒山の山頂にある蜂子神社では、ことしに限り、出羽三山の開祖・蜂子皇子の御尊像が一般公開されている(9月30日まで)。

 蜂子皇子は、崇峻天皇の御子といわれ、父王が蘇我馬子に暗殺されたことから、身を守るためいとこの聖徳太子の助言に従って庄内に逃れたとされている。

 御尊像の公開は明治以来となる。かつて人々のあらゆる苦悩を救ったといわれる皇子の姿だが、神仏分離令によって長年、閉ざされていた。しかし、東日本大震災を含めさまざまな悲しみを抱えている人のためにと、このたび公開となった。

 参道は2446段の石段で、山頂までは徒歩約1時間。途中、こつぜんと現れる国宝・羽黒山五重塔は圧巻だ。頂上までは車で上がることもできるが、一端下車して五重塔まで足を延ばしておきたい。

 お祓料500円。問い合わせは出羽三山神社 Tel.0235・62・2355


由良海岸に沈む夕日。近場に由良温泉がある
名湯から夕景望む
 山形県はすべての市町村に温泉があり、まさに温泉王国。庄内には日本海ならではの夕景が楽しめる湯野浜温泉や由良温泉、開湯1300年の歴史があり、藤沢周平ゆかりの湯田川温泉、古くから文人墨客に愛されたあつみ温泉などがある。

 また街中には、旧藩主酒井家によって建てられた米の保管倉庫「山居倉庫」(酒田市)、鶴岡第一の豪商・風間家の旧住宅で「蟬しぐれ」など数々の映画のロケ地にもなった「丙申堂(へいしんどう)」や、国民的人気作家の資料を集めた「鶴岡市立藤沢周平記念館」(ともに鶴岡市)など名所も多数。


名峰・月山の湧水で造られた「地ビール月山」。鶴岡一の人気イタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」で
海鮮、ブランド肉、地場野菜
 お楽しみの食は、岩ガキや車エビ、タイなどの海鮮、庄内豚などのブランド肉、さらに、だだちゃ豆などの地場野菜まで非常に豊か。鳥海山の雪解け水によって育まれた食材は、どれも滋味にあふれている。もちろん地酒、地ビールも楽しめる。

【アクセス】
 東京から上越新幹線で新潟へ2時間。その後、「特急いなほ」に乗り換え、鶴岡まで1時間50分。飛行機は羽田—庄内空港1時間。
【全般の問い合わせ】
 (株)出羽庄内地域デザイン フリーアクセス 0800・800・0806

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