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  千葉版 平成25年2月号  
越中おわら節踊りに魅せられて  千葉市緑区の山端勝二さん

イベントで披露する夫婦踊り
 「リタイアを前に何か趣味を持ちたいと10年前から越中おわらの踊りを習い始め2010(平成22)年に『越中おわら愛好会』を発足させました」とうれしそうに話すのは、千葉市緑区の山端勝二(やまはな・かつじ)さん(66)。富山県氷見市出身の山端さんは、子どものころに親に連れられて踊りを見たり、姉の踊りを見たりと「越中おわら」に親しみを感じていた。そこで妻の清子さん(67)を誘って習い始めた。「運動量も多く健康増進にはうってつけです」

愛好会で練習、イベント参加も
 越中おわらは五穀豊穣を祈願しての踊り。富山県内で踊られている。その中心が八尾市で、二百十日の初秋の風が吹くころに「おわら風の盆」を迎える。毎年9月1日から3日にかけて繰り広げ多くの観光客を集める。

 「越中おわら節に合わせて踊るのですが、踊りには『豊年踊り』と勇壮な『男踊り』、優美な『女踊り(四季の踊り)』があります。哀調豊かな胡弓と三味線の音色に合わせて踊ります」

 愛好会は男性7人、女性15人の総勢22人。40歳代〜70歳代で社会人も参加している。清子さんは名古屋市の出身だが、踊りが好きだったという。愛好会は当初男女4人ずつでスタート。今ではこのメンバーが中心になっている。

 「人数が少ないので、おわら節はテープを使っています。本来なら歌い演奏する地方(じかた)といわれる人を用意したいのですが、人数的に無理ですので…」と将来は会員を増やして三味線・胡弓・太鼓・歌い手・おはやしの人々をそろえたいという。

 清子さんは「町を流したいですね。そのためには男性20人、女性20人、地方20人がそろえばできるのですが…」と夢を語る。

 会員はもともと興味を持って入会してくるために上達が早いという。昨年は会員5人が2泊3日で八尾市に行き、踊ってきた。


「運動量も豊富で健康にいいです」と山端夫妻
 「女性の着物、男性の法被(はっぴ)は現地から取り寄せています。女性の帯は黒のために喪服用の帯を使用していますが、費用は男女とも3万円くらいです」と清子さん。

 「費用がかかるのはこの衣装代だけですから、趣味としては安いものですよ」と勝二さんも口添えする。

 昨年は老人ホームなどにも慰問に行き、大いに喜ばれたという。「年配の方はほとんど越中おわらの名前を知っているので、興味深く見ています。スローテンポなので中には手で調子を取ってまねをする人も出てきます。喜んでいるのを見るとこちらもうれしくなります」と慰問活動にも積極的に取り組みたいと勝二さんは話す。

 「いろいろなイベントで観客の方から富山県から来たのですかと聞かれるのが一番うれしいですね」と踊りが上達してきたことを喜ぶ。

 しっとりとした叙情的な雰囲気が漂う「越中おわら節」に合わせて踊る越中おわら、「魅力的ですので一緒に踊りませんか」と呼び掛けている。

【越中おわら愛好会】
 毎月第2・4日曜日午後1時〜3時、あすみが丘プラザ(JR土気駅からバス)で。問い合わせは TEL.043・295・3901

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