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  千葉版 令和2年過去の記事一覧  
  令和2年12月号
令和2年12月号 歌が好き! 人が好き!(シャンソン歌手・佐々木秀実さん)
 「歌が好き! そして人が好きなんです!」と語るのは、確かな歌唱力と女性と見まがう中性的な魅力で人気の新世代シャンソン歌手・佐々木秀実(ひでみ)さん(40)。これまでもさまざまなジャンルとコラボレーションしてきた佐々木さんだが、1月のステージではタンゴを歌う。「タンゴは大好きです。ヨーロッパで派生したコンチネンタル・タンゴの曲は、シャンソンのレパートリーとしていつも歌っています…
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  令和2年11月号
令和2年11月号 芥川賞受賞作「おらおらでひとりいぐも」が映画化(作家・若竹千佐子さん)
 東北弁の語り口と標準語の地の文—。その交錯が独特のリズムを生む小説「おらおらでひとりいぐも」は、63歳で作家となった若竹千佐子さん(66)のデビュー作だ。“おばあさんの脳内討論”を通して、「孤独の先にある自由」を描き、芥川賞を受賞。「これは私の物語だ!」という反響を巻き起こしたベストセラーとして映画化され、6日から全国公開される。
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  令和2年10月号
令和2年10月号 最後の監督作「みをつくし料理帖」公開(映画製作者・角川春樹さん)
 自社で発行する小説を映画化して売り込む手法、メディアミックスで1970年代〜80年代に社会に一大旋風を巻き起こした、映画製作者で(株)角川春樹事務所社長の角川春樹さん(78)。約10年ぶりに自らメガホンをとった映画「みをつくし料理帖」が完成、16日から全国で一斉公開される。髙田郁(たかだ・かおる)の同名小説を基にした江戸時代を生きる女性2人の友情物語だ。
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  令和2年9月号
令和2年9月号 コロナ禍の“骨格”残す(作家・海堂尊さん)
 “コロナ時代”の原初を小説に—。「チーム・バチスタの栄光」を皮切りに医療ミステリーのベストセラーを生み出す作家・海堂尊(たける)さん(58)は、「コロナ黙示録」を政府の緊急事態宣言期間中に執筆した。政治や行政の混迷、腐敗をコロナ禍の「骨格」と見定め、「それを正確に残す必要があると考えた」。
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  令和2年8月号
令和2年8月号 “被爆ピアノ”…時空を超えた音に感動(俳優・佐野史郎さん)
 昭和20年8月6日午前8時15分…、投下された1発の原子爆弾で広島の町は一瞬にして消滅し、多くの人命が失われた。そうした状況下で奇跡的に焼け残った“被爆ピアノ”。8日(土)から公開される映画「おかあさんの被爆ピアノ」は、被爆して弾けなくなったピアノを修復、調律して、トラックで演奏会場に運ぶという活動を行っている調律師の矢川光則さんがモデル。
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  令和2年7月号
令和2年7月号 己を“無”にして、タンゴの「物語」に没入(89歳の歌手・前田はるみさん)
 戦後日本の復興期からステージで歌い、踊り、日本タンゴ界の第一人者として今も舞台に立ち続ける前田はるみさん(89)。本場アルゼンチンの人々からも“本物のタンゴ歌手”と称賛されたパワーのある歌声は、90歳を間近にした今も健在だ。16日のコンサートでも、ライフワークであるタンゴの名曲を歌い継ぐ。
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  令和2年6月号
令和2年6月号 知りたい欲求は増殖する(作家・小田光雄さん)
 古書を通して「出版」の全体像を読み解く—。“読み書きの職人”を自任する小田光雄さん(69)の著書「古本屋散策」は、膨大な読書の蓄積を糧にしたエッセー集だ。中小出版社や無名の出版人に着眼するなど、「裾野からの目線でないと、全体は見えてこない」と明言する。同書の「Bunkamuraドゥマゴ文学賞」受賞は、「想像もしてなかった(笑)」。栄誉や部数ではなく、「知りたいという欲求に動かされてきた」と言う。
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  令和2年5月号
令和2年5月号 演技力磨いた初の刑事役(俳優・藤岡弘、さん)
 特撮テレビドラマ「仮面ライダー」の主人公、本郷猛役で人気スターとなった俳優の藤岡弘、さん(74)が今年デビュー55周年を迎えた。日本映画やアメリカ映画に出演するなど日米の映画界で活躍、またテレビでも数多くのドラマに出演してきた。その藤岡さんが、初めて刑事役を演じたテレビドラマ「高層の死角」がCS(通信衛星)放送のAXNミステリーで22日に放送される。
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  令和2年4月号
令和2年4月号 映画の“面白さ” 初主演で体感(俳優・渡辺いっけいさん)
 数あるテレビドラマで主役を引き立てる名バイプレーヤーとして、また、もともと出身の舞台演劇でも活躍を続ける渡辺いっけいさん(57)。近日上映が予定されている映画「いつくしみふかき」では、意外なことに映画初主演。普段映像作品では演じることの少ない悪魔のような役に挑戦し、“怪演”を披露する。「テレビ、舞台の仕事が多い僕にとって…
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  令和2年3月号
令和2年3月号 芸歴50年で20日間の独演に挑戦(落語家・桂文珍さん)
 「珍しいというより、いまだかつてなかったんですよ。これほどの規模の落語会というのは…」と話すのは、上方落語の大看板、落語家の桂文珍さん(71)だ。自身の芸歴50周年を記念して、国立劇場大劇場で「20日間独演会」が2月28日から始まっている。文珍さんが1日2演目、20日間で計40演目披露するほか、“チケットが取りにくい”と評判の落語家、講談師の豪華ゲスト計20人が1日1演目ずつを演じる。
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  令和2年2月号
令和2年2月号 「最期まで今を生きる」(俳優・中村梅雀さん)
 誰もが逃れることのできない「死」。自分の死期が分かったとき、人はどう行動するのか—。14日に公開される映画「山中静夫氏の尊厳死」は末期がんの患者が自らの意思で最期のときまで生き抜く姿を描いている。同作で山中静夫を演じた俳優の中村梅雀さん(64)は、「撮影中は母の危篤が続いていて、いつ(病院から)呼び出されるか分からない状況でした。母と静夫が死んでいくさまが重なり、ずっと死について考えていました」と話す。
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  令和2年1月号
令和2年1月号 日本に“恩返し”(バイオリニスト・諏訪内晶子さん)
 チャイコフスキー国際コンクールバイオリン部門優勝から30年—。バイオリニストの諏訪内(すわない)晶子さん(47)は、40代に入って「国際音楽祭NIPPON」を自ら企画し、芸術監督を務めている。今年は戦後75年、ベートーベン生誕250年も記念し、2月〜3月、東京を中心に開催。著名なクラシックの楽曲に加え “隠れた名曲”や現代音楽も楽しめる、多彩な公演のラインアップだ。
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