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  埼玉版 平成23年8月号  
開館5年目で500万人へ  鉄道博物館

平日でも、幼い子供を連れた親子連れが多く訪れている
家族連れでにぎわう
 車両センターや操車場があり、かつて8000人近くの鉄道員が住んでいた「鉄道の町」、大宮。この地に建設された鉄道博物館への来館者数が昨年12月、開館から3年2カ月で400万人に達し、このままいけば、5年目で500万人を超える見通しだ。夏休みに入ったこともあり、連日家族連れなどでにぎわう同館の館長を務めるのが鉄道一筋に歩んできた関根徹さん(67)。実は、関根さんは大宮駅長時代に誘致で協力するなど鉄道博物館と浅からぬ縁があった。

 鉄道博物館は、大宮駅発埼玉新都市交通ニューシャトル(モノレール)で約3分、駅直結で施設がある。ほぼ東京ドームと同じ約4万2000平方メートルの敷地に建つ3階建ての館内に入ってみると—。

 日本の鉄道がスタートした明治時代初期から現代までの鉄道技術や同システムの変遷を時代とテーマごとに紹介する1階のヒストリーゾーン。ここに展示されてある車両を見るだけでも楽しい。2階にある風景や建物を精密な模型で再現した中を模型鉄道が走る模型鉄道ジオラマは国内最大級の規模。線路総延長は約1400メートル。この他鉄道関係の資料を集めたコレクションギャラリーや鉄道の原理や仕組みを学べるラーニングホール、ミニ運転列車が走るノースウイング、実物そっくりに作られた運転台で擬似運転体験ができるシミュレーターホールなど、鉄道ファンでなくても1日楽しめる。

 5年前に東京駅長から鉄道博物館を運営する(財)東日本鉄道文化財団副理事長に就任した関根さん。開館1年半前から陣頭指揮で準備を進めてきた。「開館前はハードな鉄道ファンの来館を予想していたんですが、ふたを開けてみると家族連れが圧倒的でした」とにこやかに話す。

 予想がはずれたのは客層だけではない。年70万人と予想していた来館者数はオープンから半年で100万人を突破。多くのマスメディアに紹介された効果もあって、一時的にブームの状態になった。開館から4年目となり落ち着いてきたが、それでも年約90万人ペースで、来館者数延べ400万人には予想より早く到達した。


今も出身地蓮田市に住む関根さん。昔とあまり変わってないという
鉄道一筋に歩んで50年
 「開館後、運転手の疑似体験施設や広場、キッズスペースなど子ども向け施設を作りました」と関根さんは開館早々、意外な顧客の対策に追われた。

 関根さんにとっても鉄道博物館館長という仕事は“意外”だった。

 東京駅長(取締役)を5年務め、その後の希望を当時JR東日本社長だった大塚陸毅さんから聞かれた時、「故郷の埼玉県に新しくできる鉄道博物館なら」と何気なく答えたことが進路を決めた。

 関根さんは、1943年10月川口市生まれ。JR東日本の前身、旧国鉄に入社したのは1963年、20歳の時。入社後、「秋葉原駅での切符切り」(関根さん)から始まり、がむしゃらに働いた。

 86年旧国鉄がJRグループの各新会社に移行したのを受け、JR東日本移った関根さんさんは、輸送関係の仕事や品川駅長を務めた後、97年に54歳で大宮駅長に就任。当時は、そろそろ肩をたたかれる(定年)という年齢で、「故郷に錦を飾って、めいっぱいやろうという気持ちでした」と振り返る。

 この時、秋葉原の交通博物館が閉鎖されるのに伴い、大宮に鉄道博物館を誘致しようと運動していたのが大宮市長の新藤享弘さん。新藤さんと一緒に関根さんもJR東日本本社に行ったりしていた。しかし、誘致計画は浦和市などと進めていた合併作業の中でボツに。関根さんも大宮駅長から600人の部下がいる運輸車両部担当部長に転任し、鉄道博物館のことはすっかり忘れてしまった。

 そして、約7年が過ぎ東京駅長となっていた関根さんにJR東日本の創立20周年記念イベント事業として開設することになった鉄道博物館館長の辞令が下る。「開館前は短期間でさまざまなことを決めなければならず大変でした。しかし、よい人材に恵まれて本当によかった」と関根さん。

 今年10月15日に開館5年目に入るのを前に心しているのは、「(鉄道博物館は)博物館であって、テーマパークではない」ということ。鉄道140年の資料を後世に残すという使命を基本に据えた上で、来館者に楽しんでもらって鉄道ファンを増やすという方針に沿ってこれからも走り続ける。

鉄道博物館
一般入館料1000円。問い合わせ TEL.048・651・0088

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