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  埼玉版 平成24年6月号  
おもちゃコレクション約10万点を公開したい  経済アナリストの森永卓郎さん

「仕事を辞めてもやることがたくさんあるんです」と森永さん。笑福亭鶴光師匠の弟子として笑福亭呂光の名前を持っている
 ミニチュアカーやグリコのおまけなどのコレクターとして知られる経済アナリストの森永卓郎さん(55)。集めたコレクションは約10万点にものぼるという。これらコレクションは現在、所沢市の自宅に建てた「おもちゃの館」に保管されているが、コレクションを一般に広く公開したいと考えている。「コレクションを陳列するには350坪〜400坪の場所が必要。今は使われなくなった中学校などに絞って貸してくれるところを探しています」と話している。

 テレビやラジオに出演し、新聞や雑誌などへの連載を20数本も抱え、獨協大学経済学部教授でもある森永さんの仕事場は東京が中心。月曜日から金曜日まではほとんど東京にいるが、週末になると27年間住んでいる所沢市に帰っている。「都心なんて住む場所ではないですね。所沢は水や空気、食べ物がおいしいし、物価も安い。所沢に住むようになってから白バイが走っているのを見たことがない。悪い人もほとんどいないんです」と笑う。

 森永さんのコレクションの詳細は、ホームページ(パソコンで「森永卓郎オフィシャWEBサイト」と検索)に詳しいが、それによるとミニチュアカーや有名人の名刺、フィギュアなどを集めている。「おもちゃの館は約70坪。コレクションはすべてガラスケースに入っているんですが、ぎっちりと詰まった状態で、(一般の人たちに)見てもらうようにするには、今の約5倍の400坪くらいの面積に広げないといけない」と森永さん。

 新たに建築するのは資金的にも難しいので既存の建物—中でも、今は廃校になった中学校などに狙いを定めて自治体と交渉しているが、なかなかOKを出してくれないという。「たいてい町長さんは説得できるんですが、議会が通らない。恐らくB級グッズだからでしょうね」と苦笑い。

年金、繰り上げ受給を
 地元の所沢市も興味を示してくれないため、展示の場所は埼玉県に限らず、全国的に探していると森永さん。「この前も長野県のある村長さんが任せておけよ」というので期待していたが、その後、何の連絡もないという。

 おもちゃ展示場の構想を進める一方、本業では最近「年金は60歳からもらえ」(光文社)という本を出した。少子高齢化の進展などで揺らいでいる年金制度。「このままでは年金の大幅カットか支給開始年齢の繰り延べ(先送り)しか方法がない」と考える森永さん。政府は大幅カットより「支給開始年齢を繰り延べる可能性が高い」と見る森永さんは、これから受給する人たちに60歳からの繰り上げ受給を勧める。

 年金は年金受給資格を満たしていれば、基礎年金(国民年金)が65歳から日本年金機構に申請して受給できる。しかし、それ以前でも60歳から受給を開始することが可能だ。

 「もちろん本来よりも早く受給すればその分カットされます」と森永さん。たとえば60歳から国民年金を受給したとすると5年繰り上げになるので30%カットになるという。これは厚生年金(報酬比例部分)も同じで、支給年齢を繰り上げると繰り上げた年月数に応じて減額される。

 国民年金の満額(加入年数40年)は78万6500円なのでその30%というと55万550万円。一度、繰り上げ支給が始まったら一生減額率が続くことになる。

 年金受給者にとって年金が減額になるのは生活に大きな影響を及ぼす。それでも支給開始年齢が繰り延べられて、定年後の計画が狂うよりはよい、と森永さん。

 「すでに年金をもらい始めている人の年金支給を停止して先に繰り延べることは恐らくできません。支給開始年齢が繰り延べになったとしても対象は、これから支給される人たちになるのでは」と森永さんは予想する。

 現状でも年金制度が続いているのは約120兆円といわれる年金積立金があるから。しかし、10%高い水準をこのまま放置していたら「年金積立金は10数年で底をつく」と予想。定年後も仕事を続けてきた団塊世代が65歳を迎えるのを機に現役を引退し始めていることも年金積立金の減少に拍車をかけると言う。

 政府は年金制度安定化のために消費税率のアップを検討しているというが、それでも年金の給付水準は下がる可能性が高い、と森永さん。「消費税率を10%に上げると税収は13兆円増えるが、そのうち年金制度の改善に回るのは6000億円だけで、焼け石に水。大部分が無駄遣いで生じた(財政)赤字の穴埋めに使われる」と見ている。

 ただ、年金の繰り上げ受給は、障害基礎年金が受けられないなどのデメリットもあるので十分な注意が必要だ。最寄りの年金事務所などで相談を。

 森永さんに自分の年金について聞いてみると、「大学教授の定年は70歳。それまで年金はもらえないので繰り上げ請求のしようがありません」と話す。さらに続けて、「もっとも家内が定年を許してくれません」と森永さん。ある時、夫人に冗談半分で「そろそろ仕事を辞めるぞ」と話したところ、しょっちゅう自宅にいられることを警戒されてか「仕事を続けて欲しい」と言われたという。

 「趣味はいろいろあるので仕事を辞めてもやることはたくさんあるんです」と言う森永さんだが、当分、引退できそうもない。

「年金は60歳からもらえ」
 デフレ時代の選択として年金の繰り上げ受給をすすめた森永卓郎監修の近著。構成は溝上憲文。制度改革で年金額を引き下げようとしても「すでにもらっている年金」を削減しにくいからと読む。しかも今なら、本来の年金額より約1割高くもらえるという。
(光文社・1050円)

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