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  埼玉版 平成24年9月号  
雅楽は“世界最古のオーケストラ”  雅楽天神会会長/大谷喜代治さん

「雅楽の本を読んだり、鑑賞用CDを聴いたりして雅楽に親しんで欲しい」と大谷さん。もちろん「生の演奏を聴くことが一番」と話す
30日に川口リリアホールで演奏会
 中国や朝鮮半島、東南アジアなどから日本に伝わった音楽や舞踊が平安時代中期ごろに現在のような音階、譜面、楽器などに定まったといわれる雅楽(ががく)。約1100年前から伝承されていると見られ、「世界最古のオーケストラ」といわれている。日本が世界に誇る音楽だが、その独特の音色に触れる機会は少ない。そこで、「多くの人に雅楽を聴いてもらいたい」と川口市を中心に演奏活動しているのが雅楽天神会会長の大谷喜代治さん(60)。30日(日)に川口市のリリア音楽ホールで定期演奏会を開催する。

 「洋楽ではドイツのドリスデン国立歌劇場管弦楽団が550年の歴史があるといわれています。雅楽はその2倍の歴史があります」と話す大谷さん。「雅楽は先人達が英知を結集して演奏形式を作った日本独自のもの」という。10代のころエレキバンドを組んでロックやポップスを演奏していたが、20歳の時に雅楽に興味を持ち、東京・下谷にある小野照崎神社小野雅楽会に入った。

 雅楽には、管楽器と絃楽器、打楽器による合奏の管絃(かんげん)と管絃の伴奏による舞楽(ぶがく)、催馬楽(さいばら)、朗詠(ろうえい)と呼ばれる歌謡(かよう)がある。

 大谷さんは小野雅楽会に約4年間在籍し、管楽器の笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、絃楽器の琵琶(びわ)、箏(こと)、打楽器の鉦鼓(しょうこ)、鞨鼓(かっこ)、太鼓(たいこ)など雅楽を一通り学んだ。

 「もっと自由に、みんなで楽しみながら雅楽を演奏したい」と考えた大谷さんは自ら会を主宰することを決意、1979年に雅楽天神会を結成した。

 現在、雅楽天神会の主力メンバーは15人。男性10人、女性5人の内訳。メンバーの年齢は下が大谷さんの孫の小学4年生から上は67歳まで。このほかに賛助会員として10人がいる。未経験でも入会は可能。月会費2000円。毎週水曜午後7時〜9時、大谷さんの自宅で合奏練習を行っている。大谷さん自身もほぼ毎日30分程度の練習を欠かさない。

 演奏会では、打楽器や弦楽器、篳篥を担当、およびメンバーへの指導をしている。「雅楽は子どもから大人までが楽しめる」と大谷さん。雅楽に関わることで充実した毎日を過ごしているという。


演奏する雅楽天神会。後列中央で篳篥(ひちりき)を演奏しているのが大谷さん
子どもも大人も楽しめる
 「1人でも多くの人に雅楽を聴いて欲しい」と考える大谷さんは、神社やホールなど演奏する場の大小にはこだわらない。現在、演奏活動の中心になっているのは結婚式。結婚式場で演奏するのは年に約700件にもなるという。

 また定期演奏会のほかに、さいたま市から依頼されて年1回定期演奏会を開いている。

 大谷さんは雅楽を始めてから約40年にもなるが、「やればやるほど奥が深い」と感じるという。

 「たとえば、曲の中にわざと不協和音を取り入れているところがあります。管楽器の音を半音よりやや低くして調節すると何ともいえない味わいが出てくる。これをうまく響かせることができないと雑音にしか聞こえない。うまく響かせるには技術もさることながら、みんなと合わせようという気持ちが大切なんです」と話す。

 わざと不協和音を取り入れることで緊張感を醸し出す先人の知恵に感心している。

 中国などから伝わった雅楽だが、「今では中国など発祥した国ではほとんど絶えてしまっています」と大谷さんはいう。

 アジア各地から伝えられた音楽や舞踊が残ったのは地形上、日本列島が“辺境”に位置していたから、と考えると面白い。

 30日(日)の定期演奏会では、管弦「拾翠楽(じゅすいらく)」や舞楽「胡飲酒破(こんじゅのは)」などのほか雅楽とインド舞踊が初めてコラボレーションした「菩薩序(ぼさつのじょ)」が演じられる。  雅楽と数千年の伝統があるインド舞踊がどんな“ハーモニー”を醸し出すのか興味深い。


アジア各国の舞踊が日本に残った
第65回川口市文化祭参加 雅楽天神会第27回定期演奏会
 30日(日)午後2時、リリア音楽ホール(JR川口駅徒歩1分)4階で。

 雅楽を「わかりやすく楽しく」という思いで開く演奏会。管絃、舞楽、インド舞踊を演奏する。午後3時50分終演予定。入場無料。

 問い合わせは大谷 TEL.048・282・2483

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