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  茨城版 平成20年4月号  
“楽しく”がキーワード  藤代町/藤代おとうさん友の会

クリーン作戦でごみの掃除
 
 活動の中身は確かにボランタリーなことだが、「会員は『ボランティアなのかどうか』『ボランティアをしよう』といったスタンスで考えたことがない」というのは発足して10年を経過した「藤代おとうさん友の会」。「“楽しく”がキーワードですから、われわれが楽しく、そのうえで地域に貢献できればこのうえないです」というのは世話人の平田國夫さん (65) 。

地域に貢献できれば…
 藤代町は30年ほど前から大手デベロッパーによる住宅開発が進み、団地がいくつか出来上がった。そのころに転居した30〜40代の人たちも定年世代を迎えている。1997年に社会福祉協議会が「おとうさんのためのボランティア講座」を開いたのがきっかけで「会則なし」「会費なし」「代表者なし」「会員の年齢・職業・会社時の役職らは問わずすべて平等」「メンバー個々人を大切にする」などを運営ルールとして発足した。

 しかし活動の制限が出始め、これを打開するために06年に発足時の主旨を最大限尊重しつつ規約を制定した。「会則、会費、代表者」の項目を改定して活動の幅を広げた。

 モットーは、楽しく企画、楽しく準備、楽しく実施、楽しく振り返る。「義務でやることではないですから」と平田さんは語る。

 最大の行事は「おとうさんファーム」でのサツマイモの栽培。「畑約30坪を心ある人から無償で借り受けて、全員で5月初旬に畑を耕し中旬に苗を植えます。無農薬なので6〜8月は草取りで大変です」。11月中旬に収穫祭を行う。

 苗植えと収穫祭は地域の障害者の会と一緒に作業を行い「障害者の人たちに土に親しんでもらい、収穫祭にはサツマイモを掘り、皆で分け合いバーベキュー大会で盛り上がります」とほぼ半年にわたる行事をこなす。

 
平田さん(右)と佐々木さん
 月1回の定例会・サロンで全員が顔合わせ。健康のために年6回以上のウオーキング、年4回のクリーン作戦、「3班に分けて、藤代駅周辺をきれいにしていますが、会員以外にも呼び掛けて参加を促します。これは将来的には月に1回したいと思っています」と平田さんは抱負を口にする。

 子どもたちとの交流では「サマーキャンプ時に紙飛行機やペットボトルロケットの打ち上げなどで一緒に遊びます。上級生は1泊しますのでお化け大会などの肝試しも」と語るのは世話人の佐々木瑞昭さん(64)。これは事前の準備が一仕事という。これ以外にも特別老人ホームの慰問や他団体との交流がある。

 佐々木さんは26年ほど前に東京から転入してきた。「ゴルフの仲間にこの友の会の会員がいて参加しています」と、すっかり土地に溶け込んでいる。平田さんは「定年とともに活動を始めましたが、これ以外にもいろいろなことをしています」と元気一杯。


◎藤代おとうさん友の会
問い合わせ:TEL 0297-82-3184

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