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  茨城版 平成30年1月号  
古民家再生で多文化交流  つくば市のNPO法人「華の幹」

「華の幹」メンバー。左から鹿山さん、松浦さん、飯塚さん、菊地さん。
子どもから高齢者まで、多世代の交流が行われている築100年以上の古民家を再生した
2月に町並み探訪と郷土料理試食会
 鎌倉時代から戦国時代にかけ現在の茨城県南部に勢力を張った小田氏の居城・小田城の城下町で、昔の町並みや遺跡群が残るつくば市小田地区。特定非営利活動法人(NPO)「華の幹」(はなのき)は、同地区で築100年以上の古民家を再生し、能楽の会「能に親しむ会」などのさまざまな文化交流イベントを開催している。2月には町並み探訪と郷土料理試食会を行う予定だ。「子どもたちの居場所、高齢者の生きがいの場所として多世代、多地域、多文化の交流が『華の幹』で行われています。今後も地域の活性化に貢献していきたいと思います」と「華の幹」代表理事、飯塚洋子さん(42)は話す。

 「再生民家『華の幹』は、夫の祖母(故人)の実家でした。『幹』は祖母の名前で、笑顔の華が咲きますように、と名付けました」と飯塚さんは話す。代々、庄屋として続いてきた家の約700坪の敷地には、今も1907(明治40)年築の母屋と1871(同4)年築の土蔵が残っている。


古民家「華の幹」
 しばらく空き家になっていた実家に飯塚さんが初めて行ったとき、「門を開けると樹木が自生していて、森のようでした」と言う。しかし、樹木をかき分け家の中をのぞくと、今まで見たこともない立派な梁(はり)が見えた。思わず飯塚さんは「これはボロ家じゃないよ! 古民家だよ!」と叫んだという。

 飯塚さんは「すてきだった祖母の思い出の実家を再生しよう」と思い立ち、2011(平成23)年3月1日、飯塚さんら雑貨やアクセサリーなどのハンドメード作家の女性5人でボランティア団体「小田古民家再生保存の会・華の幹」を立ち上げた。同月11日には東日本大震災が発生したが、建物にはひび一つ入らなかったという。

 飯塚さんらは、同年5月末から古民家「華の幹」の清掃を始めた。「当初は水道、電気、ガスをひいてなかったので、雨水をためて新聞紙をぬらし雑巾の代わりにして掃除していました」と飯塚さん。飯塚さんの親族で、「華の幹」理事の松浦徳子さん(70)は、「掃除を始めたばかりのころはあがりかまちの木目が見えず、梁も白くなっていました」と話す。

 古民家「華の幹」再生が着々と進む中、飯塚さんらは地元行政との交流を深め、地域交流の場としての足場固めもしっかりと進めていった。そんなあるとき、観世流能楽師で重要無形文化財能楽総合指定保持者の高梨良一氏が「華の幹」を訪ね、飯塚さんらの活動の話に感激。これが縁となり13(平成25)年から「能に親しむ会」が開催され、現在では毎年400人が訪れるイベントとなった。そして「能に親しむ会」をきっかけに、「観世流寺子屋」も始まり、現在子ども10人、大人5人が「華の幹」で月1回、能の舞と謡を習っている。

2軒目は「農家民宿」計画
 13年にはボランティア団体をNPO法人化。現在「華の幹」には理事、正会員、賛助会員、イベント時に協力してくれるボランティアなどを含め、子どもから80代の高齢者まで約100人が関わっている。そのうちの一人、理事の鹿山智さん(69)が、「イベントで折り紙やシュロの葉でバッタなどを作り、子どもたちと一緒に遊んでいます」と言えば、正会員の菊地敏夫さん(60)は、「県立筑波高校の生徒たちが『華の幹』の掃除やイベントの準備を手伝ってくれます」と話す。

 活動当初は、ハンドメード作品の販売で資金を調達し、現在もメンバーたちが「華の幹」の清掃や修繕作業を協力して行っているので、「結束力が増しました」と飯塚さん。「今後は2軒目の古民家で『農家民宿』を行う計画です」と話す。また、「華の幹」でも母屋を活用したカフェをオープンしたいという。「民家活用の指針となって、地域に貢献できるような活動を続けていきたい」と、飯塚さんたちは「華の幹」を核にその活動を広げようとしている。「華の幹」は現在会員を募集中だ。

小田歴史探訪ツアー&「しもつかれ」試食体験会
 2月11日(日・祝)午前10時〜午後1時、「華の幹」(つくば市小田3034)で。
 小田地区の町並みを歴史散策した後、北関東の郷土料理「しもつかれ」を試食する。「しもつかれ」とはサケの頭、ニンジン、大根、大豆、油あげ、酒カスなどを煮込んだもの。定員40人(先着順)。
 参加費1000円。問い合わせは「華の幹」 Tel.080・5544・5360

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