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定年時代
 
 

介護 平成20年5月下旬号

 
母を最期までみとるべき?  練馬区/68歳女性

 95歳の母は要介護3です。自宅での介護に限界を感じ、特別養護老人ホームに申し込みました。とりあえずショートステイに入れてもらい、わたしはほっと一息ついているところですが、母が「島流しにされた」と叫んでいるのを聞き、後ろめたさも感じています。本人の意思を尊重して最期まで頑張るべきなのでしょうか。


 
中村寿美子代表
 お母さまが高齢だから、あと少し頑張れば済むかもしれないとお考えですか? 介護は先の見えない長い闘いです。あなたが限界を感じたのは体力ですか、費用面ですか、精神的な負担ですか?

 90歳過ぎの高齢者にはこれまで老いた先の準備という観念はなかったでしょうし、子どもがいれば何とかなると思っています。 しかし、長命になった親を見る子どもも高齢者と呼ばれる時代です。この先、ご自身が病気で倒れる可能性もあり、頑張りきれる保障はありません。子どもの役割は、老いた親にとって安全な環境を用意し、家族としての愛情を注ぐことでしょう。

 安全な環境とは、暮らしやすい住居と介護の手、それも昼夜を問わず気を配ってくれるプロの存在が一番です。無理をしないで、温かく見守ってあげてください。


介護情報館/有料老人ホーム・シニア住宅情報館 館長 中村寿美子
TEL:03-5730-9046

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