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定年時代
 
  介護 平成20年12月下旬号  
おばの財産を使い込まれた  多摩市/66歳男性

 現在有料老人ホームに入居しているおばは85歳で、子供はなく、認知症です。入居時に身元引受人になった親類が預金通帳と印鑑を管理しているのですが、どうやら家族ぐるみでおばの財産を使い込んでいるらしいのです。何とか取り返し、わたしが管理したいと思います。どうやったら取り戻せますか?


 
中村寿美子代表
 要介護者を預けて家族が楽をしているのだから我慢すべき、というものではありません。施設は事業者として介護サービスを提供し収入を得ているのです。病院にいても本人の不注意で転倒してけがをすることがありますが、それとは別です。

 要介護5、つまり寝たきりの人のけがの多くは、介護のやり方に問題があると思われます。施設は原因と対策を示す義務があるでしょう。施設への苦情申し立てはもちろん、第三者委員会、市役所、消費生活センターにも届けておくとよいでしょう。介護保険のショートステイが思うように使えない現状も問題ですが、何よりも重視すべきはお母さまが受ける「介護の質」と「安心な環境」でしょう。

介護情報館/有料老人ホーム・シニア住宅情報館 館長 中村寿美子
TEL:03-5730-9046

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