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  健康レシピ 平成24年9月上旬号  
ナスとサケのはさみ揚げ  185キロカロリー/1人あたり
ナスとサケのはさみ揚げ
 ナスの皮の紫紺色は「ナスニン」と呼ばれる色素によるもので、強い抗酸化力があり、コレステロール値を下げる作用があります。また、実に含まれるクエルセチンは血管を拡張し保護・強化する働きがあるので血液の環境を良くします。

 漢方では「体を冷やす食品」といわれるナスは、温熱性食品であるショウガと一緒に摂取するとよいでしょう。ナスニンは鉄分と結び付くと安定して色がさえます。水に溶けるため、油で下調理すると色があせません。食用油で炒めたり揚げたりすると歯応えもよく、甘味、風味の点でも好まれます。

※おすすめ献立
 冷やし鉢

(女子栄養大学生涯学習講師 豊田光子)

《材料》2人分
ナス(丸)1個、スモークサーモンのスライス40g、青ネギ4〜5本、だし1カップ、調味料(みりん・しょうゆ各20ml)、かたくり粉小2、水小4、ショウガ汁小2分の1

《作り方》
(1) ナスはヘタを取り、4等分の輪切りに。
(2) 切り口に菜箸で数カ所穴を刺して火の通りを良くする。
(3) ナスの間にサーモンを挟み、ようじで四隅を留める。
(4) 揚げ油(約160度)で少し長めの時間で揚げる(※ナスの切り口が焦げるくらいに)。
(5) だしと調味料を合わせて火にかけ、沸騰したら水溶きかたくり粉でとろみをつける。火から下ろしショウガ汁を入れる。
(6) はさみ揚げは4等分に切って器に盛り、(5)で作ったあんをかけ、上に刻んだ青ネギを振る。

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