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  茨城版 平成19年3月号  
津軽三味線の生演奏と本格コーヒーはいかが  鹿嶋市/東原正雄さん

「津軽三味線の魅力を多くの人に広めたい」と笑顔で話す東原さん
 
喫茶店を経営
 鹿嶋市宮中の東原正雄さん(58)は妻のヨシ子さん(59)とともに喫茶店「夢香房」を経営し、店内で津軽三味線の演奏を毎月1回開催している。コーヒー豆はもちろん、大分県の焼き物「小鹿田焼き」(おんたやき)を店内に展示するなど、「一味違った喫茶店を目指したい」と話す。

毎月1回演奏会 三味線の教室も
 富山県生まれの東原さんは6歳の時から母に三味線の手ほどきを受けた。長年育った千葉県松戸市で民謡の伴奏として三味線を弾き続け、1975(昭和50)年には津軽民謡奏者の大瀬清美に師事するようになった。

 当時は民謡ブームだったこともあり、大瀬氏の伴奏者として一緒に国内外の公演に参加した。86年に東原正絃(とうはらせいげん)の名でソロ奏者として独立。96年には万里の長城でプライベート演奏をするなど精力的に活動を続けた。

 喫茶店「夢香房」を開いたのは2000年。当初、ヨシ子さんの故郷である潮来市にオープンさせ、06年7月に現在の鹿嶋市に移転した。

 喫茶店は三味線の情報発信拠点としての役割もある。「そのために多くの人に来てもらうことが大事」と考えた東原さんは大好きなコーヒーにもこだわる。知人から生の豆を仕入れ、ひき立ての豆を自家焙煎し、種類も常時20種類ほどそろえた。

 常連客の鹿嶋市の石岡節子さん(58)は「1人でも気軽に入れる雰囲気が好きで昔から頻繁に通っていました。東原夫妻の人柄にも引かれるし、津軽三味線の迫力ある生演奏もとても素晴らしいです」と話す。

 5年前からは津軽三味線を習いたいという要望が多く、教室を開催。現在は「正絃会」の名称で21〜78歳まで16人ほどの弟子を指導し、老人ホームの慰問や小学校での演奏など、ボランティア活動に励んでいる。最近では店でのライブ活動の延長で、結婚式や会社のパーティーなどにも積極的に参加し、津軽三味線を普及させようと幅広く活動をしている。東原さんは「日本の古い伝統芸を広く浸透させたいですね」と話す。

 店では時間があればグループで食事をした人たちに東原さんが、津軽三味線の生演奏を行う時もある。


『夢香房』
住所:鹿嶋市宮中5161の9
アクセス:JR鹿島神宮駅徒歩15分
定休日:毎月第3月曜日
お問い合わせ:TEL 0299-82-3689

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