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介護 平成20年6月下旬号

 
ホームの職員配置の差  墨田区/60歳女性

 母のために介護付きのホームをいくつか見学しました。あるホームで「職員配置は2対1なので手厚い介護が提供できますから安心ですよ」と言われました。ほかのホームでは2.5対1だったり、3対1というところもありました。でも見学中にすれ違う職員を見る限り、その差がピンときません。実際にどの程度違うものなのでしょうか?


 
中村寿美子代表
 介護付有料老人ホーム(介護保険の特定施設入居者生活介護)については、直接介護に携わる職員の配置基準が3対1以上と決められています。3が要介護者の数、1が職員の数です。

 例えば常勤の職員が1日8時間×週5日勤務だとすると、週40時間が配置基準の元となる1人分となります。職員の数は常時その割合でいるということではなく、週休2日、かつ早番、日勤、遅番、夜勤などシフトを組みます。日中でも配置基準の約3倍の人をお世話しているのが現実です。入居者に「自立」の人が交じっていると、さらに職員の割合が少なくなりますから、1〜2時間の見学でその辺を実感するのは困難でしょう。

 人数だけでなく介護の質が問題なのですが、夜間の最低職員人数を確認することは必要です。


介護情報館/有料老人ホーム・シニア住宅情報館 館長 中村寿美子
TEL:03-5730-9046

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