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  東京版 平成21年4月下旬号  
「一生、舞台に没頭」  女優/鳳蘭さん

「ツレちゃん」の愛称は、中国国籍時の本名「荘芝蘭(ツエン・ツーレイ)に由来するという鳳蘭さん。「日本語、北京語、(両親の出身地の)寧波の言葉に接して育ちました」
 
 宝塚歌劇で一時代を築いた鳳蘭(おおとり・らん)さん(63)は「一生、舞台に没頭です」とミュージカルを中心に活躍し続ける。5月の音楽劇で演じるのは「少女歌劇の伝説のスター」。45年に及ぶ自身のキャリアを重ね合わせ、「トップスターの“華”をお見せしたい」と話す。その一方、「四苦八苦しながらも生きる人間のいじらしさも表現したい。年を重ねた今だからこそ演じられると思う」。満面の笑みを浮かべ、大きな目を輝かせる。

音楽劇に出演 人間のいじらしさを表現
 彫りの深い目鼻立ち、170センチの長身─。「オーラを放つ美ぼうとスタイル」といわれる鳳さんだが、明るくざっくばらんな人柄から、「ツレちゃん」の愛称で親しまれる。神戸に生まれた鳳さんの両親は中国人。現在、日本国籍を取得している鳳さんは「自分の外国人顔をからかわれるのが嫌で、顔が隠れるような髪形にしていた」と語るだけに、宝塚歌劇団に入ったのは「たまたま」だった。高校進学を控えていた時、「宝塚志望の親友に“つられて”(宝塚音楽学校の)試験を受けました」。

 ピアノのけん盤の「ド」の位置も知らなかった入学時。「成績は初め良くなかった」と明かすが、2年間、演劇のほか、バレエやジャズダンス、日本舞踊など「芸に通じるすべて」を特訓し、1964(昭和39)年に初舞台を踏んだ。

感動を共有・・・「恍惚感」
 動きの“華”と演出家の意図を察知する“勘”が評価され、70年から退団する79年までは男役トップスター。「ベルサイユのばら」の空前のヒットもあって、従来の宝塚ファンにとどまらない人気を得た。「いつの間にか演技の面白さにはまっていた」。もともと人を喜ばせることが大好きなだけに、「今は、わたしが舞台人になったのは、偶然ではなく運命に導かれたように思える」と話す。

 退団後も2人の娘を出産した時以外は、ほぼ休むことなく舞台に立ち続けた。「ミュージカルの新作公演で演じた役は、日本中で一番多いかもしれない」と鳳さん。「レ・ミゼラブル」や「ジプシー」、「ラ・マンチャの男」などで数々の賞にも輝いた。演技に情熱を注ぐあまり「家事との両立にすごく悩んだ。結局、お客さまに感動してもらうために、わたしは舞台に没頭するしかなかった」。それだけに二女の荘田由紀の女優活動に話題が及ぶと「気になって仕方ないですね」と母親の表情を見せる。

モデルは幻の劇団
 5月6日(水・振休)からの音楽劇「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」は戦前、福井県に実在した少女歌劇団をモデルに、宝塚の華やかさを加味した作品だ。劇団消滅から30年以上。復活公演に向け再び集結するかつての団員と、それを支える男性たち…。鳳さんは、姿を消していた往年の男役トップスター役で主演する。「宝塚時代のイメージを出せそう」と声を弾ませる一方、「戻ってこない歳月へのノスタルジー、哀愁も伝えたい」。長年苦楽を共にした人間同士のきずなを「相手の“しわ”までいとしくなる感情」と言い表し、「今なら自然体で演じられると思う」と意欲を見せる。

後進の育成も
 鳳さんは「せりふ、歌、そして踊り、すべての表現手段を使えるのがミュージカルやレビューの魅力」と話す。「お客さまと感動を共有できたという一体感からくる恍惚(こうこつ)感は舞台人ならでは」。1年余り前に自ら代表を務める「鳳蘭レビューアカデミー」を立ち上げ、「世界に通用するエンターテイナー」育成にも力を注ぐ。「成長する若い人たちと一緒に、80歳を過ぎても舞台に立っていたい」

 
『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』
期間:5月6日(水・振休)〜30日(土)全28回公演。
場所:Bunkamuraシアターコクーン(JR渋谷駅徒歩7分)。
作:清水邦夫
演出:蜷川幸雄
出演:鳳蘭、三田和代、真琴つばさ、ウエンツ瑛士、古谷一行ほか。
料金:全席指定S席1万円〜B席7000円。上演時間は日によって異なる。
お問い合せ:BunkamuraチケットセンターTEL03-3477-9999

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