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  東京版 平成23年8月下旬号  
笑顔の健康習慣を実践  日本笑い学会副会長を務める医師/昇幹夫さん

「オギャーと泣いて生まれて、ありがとうと笑って終わりたい」。5000人以上の命の誕生の瞬間に立ち会ってきた昇さんは、ユニークな白ひげと穏やかな笑顔が印象的だ
「がんとは平和共存できる」
 「一笑一若」。医師で、日本笑い学会副会長の昇幹夫(のぼり・みきお)さん(64)は大阪で産婦人科診療をしながら、“健康法師”として全国各地で「笑い」の医学的効用を説く。「がんの原因の5割は心の問題(ストレス、生きがいの喪失など)。笑うとナチュラルキラー(NK)細胞が活性化して病気の予防になるし、そのしぐさは相手にも伝染する」と笑顔の生活習慣を呼びかける。

 鹿児島県出身。薩摩隼人の昇さんは「人さまに笑われるな」と言われて18歳まで育った。九州大を卒業後、麻酔科、産婦人科の専門医として1982年から大阪在住。「大阪では『アホがうつる』といわれます」と今でこそ笑うが、年間千人の出産を取り扱う大病院では手術と当直の繰り返し。「1日に最高9枚の出生証明書を出したこと以外、(忙しすぎて)何も思い出せなかった」ということも。

昔は「過労死寸前」
 転機は高校卒業30周年の同期会。「200人のうち8人(4人は医師)が亡くなり、次は自分だと思った」。大病院を辞め、岡山にある知人の病院へ異動した昇さん。過労死寸前の生き方を改め、「ぐっすり眠れる日ができ、半年先の予定も決められるようになった」。市民参加型の日本笑い学会にも加わり、「チンドン屋の格好をして御堂筋をパレードしたこともあった」と笑う。

 97年夏のモンブラン山麓トレッキングツアーを機に、がん患者との交流も始まった。がん患者15人と参加した同ツアーは昇さんにとって人生初の海外旅行。病気、高齢を理由に落ち込んでいた参加者の内面の変化を目の当たりにし、特に最高齢84歳の参加者の「がんのおかげで仲間ができ、人生が変わった」という言葉は印象的だったとか。00年に「がん克服日米合同富士登山」、03年には末期がんから生還した100人が千人の闘病者に体験を語る集会にも参加した昇さん。「がんの原因はライフスタイル(働きすぎ)が2割、食事が3割、心の持ち方が5割。がんは生き方を変えれば、平和共存できると確信しました」

NK細胞を活性化
 がんは生活習慣病の代表格。「笑いと健康」を切り口に年間100回以上の講演を行う昇さんは、普段から(がん細胞を消す働きをする)NK細胞を増やす心がけが必要だと説く。その方法として有効なのが、「泣く」「笑う」「人に話を聞いてもらう」「化粧」「睡眠」「楽しく歌う」「体を冷やさない」…。「最近では、誰かのために祈ることでもNK細胞が増えると分かってきた」と話す昇さん。特に「笑い」には、体温の上昇や免疫力の向上、副交感神経が優位に働いてリラックスを促す作用も。「笑った後で糖尿病患者の血糖値が下がったり、リウマチ患者の痛みが軽減したりという報告もあります」

 「『呵呵(かか)大笑』は内臓のジョギングとも呼ばれます」と話す昇さんが、楽しみながら“出す(発散する)”方法として勧めるのが音楽演奏だ。特に中高年には、映画「ビルマの竪(たて)琴」などでもなじみ深いハーモニカや、楽譜が読めなくても吹ける口笛が腹式呼吸で効果的だという。自身も大阪で15年続く童謡の会のアコーディオン奏者を務めるだけに「音楽は『音薬(おんやく)』。自分が楽しめて、周囲の人も元気にできる」。がん患者200人と参加した富士登山ではアコーディオンを担ぎ、「山頂で野だてをし、みんなで『富士山』を歌った」と回想する。

今日から若返る?
 「人生はチャンス平等、結果不平等。いつかいつかでは駄目で今日ベストを尽くせるか。明日ベスト(アスベスト)では体に悪いよね」と昇さん。他人との比較ではなく、昨日の自分より今日が幸せといえる生き方を目指す。「(長寿双子として人気を集めた)きんさん、ぎんさんは100歳から若返った。今からでも出直しはできます」

 昇さん自身、50代から人生が変わった。「笑われる快感は麻薬。自分が笑われるということは、相手の笑顔を引き出すことだから」。あくびなどのしぐさが周囲にうつるという「ミラーニューロン(鏡の神経細胞)」の特徴を紹介し、「自分の顔は人さまに見てもらうもの。笑顔の恩返しをしましょう」とほほ笑む。

 「人は、最期は楽しいことしか覚えていない。認知症の人も同じです」。昇さんはしみじみと言う。友人との交流や楽しい思い出など、個々人の喜びの蓄積がシニアには大切だと考えている。「しくしく泣き(4×9=36)、ハハハと笑い(8×8=64)、合わせて100。泣いて笑ってちょっと笑いが多ければ、いい人生だと思いません?」

◆DVD「大笑い健康プログラム」◆
 昇さん自身も携わったDVD「大笑い健康プログラム」(3巻組、各巻3000円)には、「笑い」を日常的に取り入れる工夫が満載だ。3巻全てに「落語」「笑いヨガ」「笑いの効用トーク」が収録され、生活習慣の見直しを提案している。「見るだけで健康になれる」「ストレスから解放される」と中高年に評判だ。

 問い合わせ・購入は(株)ヴイワン TEL.03・3434・6966

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