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  東京版 平成25年6月下旬号  
“ミスター時代劇” 舞台でも躍動  俳優・里見浩太朗さん

ことし11月、満77歳の喜寿を迎える里見さんは、「時代劇を次代に伝えるため、できる限りのことをしたい」と話す。座長公演では演じた後、自身のヒット曲「花冷え」などを熱唱することも。「もともと歌手志望だしね。お客さんに喜んでいただければ…」
8~9月、「格好よく」家康演じる
 「水戸黄門」や「長七郎江戸日記」—。テレビ時代劇でおなじみの里見浩太朗さん(76)は、舞台でも“ミスター時代劇”の存在感を発揮する。「心のつながりを濃密に表現できるのが時代劇の魅力」。8〜9月の舞台「真田十勇士」では、真田幸村の宿敵・徳川家康を演じる。幸村と火花を散らすシーンなどで「格好良い天下人の姿をお見せしたい。若い人からは“黄門のじいさん”と思われているので、そのイメージを覆してみようかな」。

 「助さん」と「黄門さま」を合わせ、ほぼ26年半。2011(平成23)年、放送42年に及んだ「水戸黄門」(TBS系)の番組終了が発表された際、里見さんは記者会見で「斬られた思い」と無念の表情を見せた。戦後の映画時代劇全盛期から活躍するだけに“心の叫び”はさらに激しく、「これで時代劇の息の根を止めるのかよ!」。だが時代劇の人気は根強く、舞台では「この頃、若い観客が結構多い」と感じている。里見さんはこう話す。「心のやり取りを分かりやすく大胆に表現できる時代劇は日本の文化。廃れさせていいものではない」

“雑草魂”で努力
 里見さんには父親の記憶がない。憲兵だった父は、里見さんが生まれた翌年の1937(昭和12)年、中国で戦死している。母と一緒に静岡県富士宮市の親類を頼り、同県内の母の実家で終戦を迎えた。高校卒業後、地元への就職を考えたが、「当時は母子家庭というのはハンディだった」。別の親類が築地市場で営んでいた店で働く傍ら、歌手を夢見て歌のレッスンに通った。その姿を見た知人が里見さんに内緒で応募した「東映第三期ニューフェイス試験」を受け、「合格通知にびっくりした」。芸能界入り直後、歌舞伎界出身の俳優らと接し、「僕はいわば雑草。人一倍努力するしかないと思った」と回想する。

名優たちの薫陶
 57年のデビュー当初は通行人などの端役ばかりだったが、翌年、「金獅子紋ゆくところ」で映画初主演。美空ひばりらとも共演を重ねた。自らを「役に恵まれ幸運だった」と評するが、役柄に応じて立ち回りや歩き方の練習を人知れず積んだ里見さん。そんな姿勢に温かいまなざしを注いだのが片岡千恵蔵、萬屋錦之介(初代中村錦之助)、大川橋蔵(二代目)ら昭和の名優たちだった。「身近に“最高の参考書”がそろっていた。そして直接教えてくださった」

 映画時代劇ブームに陰りの見えた60年代半ば以降、「自分自身を見つめ直し将来を考えた」と言うが71年、「水戸黄門」の「2代目助さん」に起用されたのを機に、主な活躍の場をテレビに移した。

 「助さん」役を16年余り務めた上、「大江戸捜査網」(現・テレビ東京系)や「長七郎江戸日記」(日本テレビ系)などに相次ぎ主演。テレビでも“ミスター時代劇”の座を不動のものとし、02年には「5代目黄門」の出演依頼を受けた。現在も「水戸黄門」の印象が強いが半世紀を超す芸歴の中、「(時代劇に登場する)歴史上の主要人物はほぼやらせていただいたのでは…」。例えば年末時代劇スペシャル(日本テレビ系)では大石内蔵助や西郷隆盛、西郷頼母、榎本武揚、山本勘助らに挑んでいる。

 映像と並行し「水戸黄門」や「大石内蔵助」といった舞台のキャリアも積んでいる。「舞台では所作や声の出し方を一層大胆に。『浩ちゃん』と呼んでくれた(大川)橋蔵さんたちからの助言が生きている」

天下人の気迫出す
 8〜9月の舞台「真田十勇士」では、スピード感あふれる立ち回りを見せる若手俳優たちの中で“巨大な存在感”を前面に出す。豊臣家を守ろうとする幸村と、猿飛佐助や霧隠才蔵らの十勇士。対する家康は「太平の世を追求する」という気迫と自負心を全身にみなぎらせる。幸村に向かって「この老体の首、はねるがいい。それでも徳川の血がこの日の本をまとめ上げる」と言い放つ天下人。里見さんは「たぬき親父のイメージとは違う格好良さを感じていただければ…」と意気込む。主従の信頼、男女の愛、敵味方の立場を超えて認め合う男たち…。里見さんは「アクションだけでなく、心の機微、意表を突く展開も楽しめる芝居。若い観客が時代劇と出合い、目が肥えた年配の観客も満足する舞台になれば…」と張り切る。

 今回は若手俳優のほとんどと初共演とあって、「私が時代劇の神髄を教えていただいたように、若い人たちにも自分が持っているものを惜しみなく伝えていきたい」。

「真田十勇士」
 8月30日(金)〜9月16日(月・祝)、赤坂ACTシアター(地下鉄赤坂駅徒歩1分)で。全21回公演。

 脚本:中島かずき、演出:宮田慶子、主題歌:中島みゆき、出演:上川隆也、柳下大、倉科カナ、賀来千香子、里見浩太朗ほか。

 全席指定S席9800円、A席8500円。チケットスペース TEL.03・3234・9999

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